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1999年の仕事

塩沢由典

講義(1999年度)
(1)日本経済入門、第1部・第2部、前期。
(2)政治経済学1、第1部・第2部、後期。
(3)演習3、第1部、通年。
(4)演習4、第1部、通年。
(5)大学院講義と演習、通年。

学内委員等(1999年度)
(1)国際交流委員会・委員長
(2)基本計画検討委員会・委員、運営機構部会長

著書
(1)「wae poekjapkae kyoenjaehak inka」(韓国語「なぜ、複雑系経済学か」)塩沢由典著、Lim Chaisungと「技術と進化の経済学研究会」訳、Purengil出版、1999年3月27日、pp.1-423.
(2)塩沢由典監修/関西生産性本部「R&D」交流フォーラム編『R&Dと人材育成』学際図書出版、1999年12月、vii+340。

論文
(1)「反経済学への期待と要請」『大航海』第26号、1999年2月号、pp.71-85。
(2)「資本主義の複雑さと経済学の理論」横川信治・野口真・伊藤誠編『進化する資本主義』日本評論社、1999年2月、pp.78-97。
(3)"The Nature of Knowledge in a Complex World", 『総合情報学−情報社会の未来』(関西大学総合情報学部完成及び大学院総合情報学研究科開設記念国際シンポジウム報告集)、関西大学総合情報学部、1999年3月(1998年12月付)、pp.165-184.
(4)"Economics and accounting: a comparison between philosophical backgrounds of the two disciplines in view of complexity theory", Accounting, Auditing and Accountability Journal, Vol.12, No.1, 1999, pp.19-38.
(5)「社会科学の方法としてのプラグマティックス理論」『組織科学』(組織学会編集、白桃書房発行)Vol.32, No.3、1999年3月、pp.38-46。
(6)「収穫逓増と産業の局地的集積/産業集積の経済理論に向けて」『産業学会研究年報』No.14(1998年)、1999年3月、pp.1-16。
(7)「当事者視点の導入は、経済学をどこに導くか/植村高久『制度と資本』の大構想をめぐって」『経済学論集』(東京大学)第65巻第1号、1999年4月、pp.71-93。
(8)「自律分散複雑系としての市場経済」(解説)『計測と制御』第38巻第10号、1999年10月、pp.658-662。
(9)「マルクスから複雑系まで」『神奈川大学評論』第34号、1999年11月、pp.88-100。
(10)アエラ・ムック『マルクスが分かる』
 
評論・寄書
(1)「ジョン・フォン・ノイマン」(スペシャル・インタヴュー)『グラクソ・ニューサイエンス』(日本グラクソ株式会社)、No.33、1999年2月、pp.4-7。
(2)「テレビと地方文化」『国民文化』第467号、1999年7月、pp.2-3。

書評
(1)「自由な精神による新しい理想への挑戦/村岡到『協議型社会主義の模索』社会評論社、1999」『QUEST』第2号、1999年7月、pp.42-3。
(2)「全体主義の起源を解明/ピーター・F・ドラッカー『「経済人」の終わり』(20世紀の名著、上)東京新聞、1999年11月14日、p.8。
(3)「「技術革新」に着目/J・A・シュンペーター『経済発展の理論』」(20世紀の名著、中)東京新聞、1999年11月21日、p.8。
(4)「発展の単位に『都市』」/ジェーン・ジェイコブズ『都市の経済学』」(20世紀の名著、中)東京新聞、1999年11月28日、p.8。

新聞等寄稿
(1)「新産業創造都市への課題」(「めざそう!オリーワン都市」第32回)『大商ニュース』第797号、、1999年4月25日、p.1。
(2)談話「新技術創出へ 壁超え協力を/R&Dサマーフォーラム コーディネーター 塩沢由典・大阪市立大教授に聞く」『毎日新聞』1999年8月18日、6段100行。 
(3)インタヴュー「関西経済への提言」『毎日新聞』1999年12月18日、 。

短評・アンケート回答

報告等要旨
(1)「共通テストベッドとてのバーチャル市場/経済学のロボカップを目指して」『第11回自律分散システム・シンポジウム 資料』計測自動制御学会主催、名古屋市工業研究所、1999年1月18・19日、pp.145-148.
(2)「共通テストベッドとてのバーチャル市場/経済学のロボカップを目指して」進化経済学会・第3回大阪大会、大阪市立大学学情センター、1999年3月 。
(3)「知はなぜ力か/知識の本性と有用さを保証するもの」『1999年度 組織学会研究発表大会 報告要旨』組織学会、北陸先端科学技術大学院大学、1999年6月5日・6日、pp.247-250。
(4)(共同:塩沢由典・出口弘・喜多一・寺野隆雄)「バーチャル市場による実験の試み」社会・経済システム学会/第18回大会プログラム、1999年11月13・14日、pp.58-9。
(5)「システム論になにが欠けていたか」社会・経済システム学会/第18回大会プログラム、1999年11月13・14日、pp.62-3。

講演等記録
(1)「複雑系からみた金融ビッグバン」(5)『関西ジャーナル』第44 号、1999年1月5日、
(2)「複雑系からみた金融ビッグバン」(6)『関西ジャーナル』第449号、1999年1月25日、p.6。
(3)「複雑系からみた金融ビッグバン」(7、最終回)『関西ジャーナル』第450号、1999年2月5日、p.6。
(4)「わたしと複雑系と世界経済」『上水内教育』第81号、上水内教育会、1999年2月、pp.38-47。
(5)「複雑系経済学と関西経済の課題」@「第T部 複雑系経済学」『奔流』第24号、1999年10月、pp.4-7。

対談・座談会
(1)吉田允昭・塩沢由典(対談)「経営戦略としてのM&Aを考える」『チェンバー』第17号、1999年夏、pp.6-9。

報告書
(1)「近畿における新価値創造型ベンチャー育成プログラムに関する調査研究」?ベンチャーエンタプライズセンター関西支部調査委員会(委員長として参加)、1999年3月。
(2)「関西におけるベンチャー企業の現状と振興策に関する調査」(アドヴアイザー会議委員として参加)、?関西産業活性化センター、1999年3月。

新聞・テレビ等の紹介等
(1)進化経済学会大阪大会について、3行、朝日新聞。
(2)「株など仮想売買」日本経済新聞、囲い記事12行4段、1999年5月17日。
(3)「関西ニュービジネス協「ベンチャー大学」講座拡充」『日本経済新聞』投資家向け講座について、13行、1999年5月17日夕刊。
(4)「問直される資本主義」『読売新聞』シンポジウム発言紹介、7行、1999年8月30日。
(5)「論壇回顧’99」鶴見俊輔「私の5点」の1に塩沢「反経済学への期待と要請」を採択、『朝日新聞』1999年12月2日、1行。

学会・研究会報告
(1)「共通テストベッドとしてのヴァーチャル市場/経済学のロボカップを目指して」計測自動制御学会・自律分散シンポジウム、名古屋市工業研究所、1999年1月18日。
(2)「ヴァーチャル市場の提案/経済学のロボカップを目指して」第7回複雑系札幌シンポジウム、北海道大学理学部数学教室、1999年3月4日。
(3)「複雑系と社会科学の方法」第7回複雑系札幌シンポジウム、北海道大学理学部数学教室、1999年3月5日。
(4)"The Nature of Knowledge in a Complex World", 韓国・全南大学地域発展研究所主催研究会、全南大学校商経大学、1999年3月30日。
(5)"The Nature of Knowledge in a Complex World", 韓国・ソウル大学校社会科学大学経済学部研究会、同、1999年4月1日。
(6)招待講演「複雑系と型の認識」形の科学・文化合同シンポジウム(形の科学第45回シンポジウム、形の文化会第25回フォーラム)、形の科学会・形の文化会、大阪市立大学総合学術情報センター、1999年6月4日。
(7)「複雑系科学の出現とその含意」日本学術会議・20世紀の学術と新しい科学の形態・方法特別委員会、日本学術会議第4部会会議室、1999年6月11日。
(8)「合理的選択の落とし穴」アナリティカル・マルクシズム研究会・第6回研究会、大阪産業大学経済学部、1999年9月19日。
(9)「制度とミクロ・マクロ・モデル」進化経済学会第3回九州部会、北九州大学本館、1999年10月2日。
(10)(共同:塩沢由典・出口弘・喜多一・寺野隆雄)「バーチャル市場による実験の試み」社会・経済システム学会第18回大会、法政大学・多摩キャンパス、1999年11月14日。
(11)"Thechnological Capability of a Society : Static and Dynamic Concepts", A Joint Seminar of the Japan Association for Evolutionary Economics and the Technology and Evolutionary Economics Research Group (Korea), The Economics Faculty Seminar Room at Seoul National University, Seoul, December 6, 1999.

学部内研究会報告

講演
(1)「経済と経済学の現在」大阪工業会企業活動委員会、大阪工業会、1999年3月1日。
(2)「ベンチャー・ビジネスと支援の在り方」NBKベンチャー大学、関西ニュービジネス協議会、1999年3月25日。
(3)「複雑系と経済発展」韓国・全南大学校商経大学・学生向け講演、全南大学校商経大学、1999年3月30日。
(4)「学研都市の集積効果をいかに生み出すか」はいはんなトップカンファレンス第5回代表者懇談会、けいはんなプラザ、1999年6月3日。
(5)「複雑系経済学と関西経済の課題」大阪府・企画室制作勉強会、高度情報化推進協議会、1999年6月18日。
(6)「ハイテク地場産業の創出する」関西文化学術研究都市・東大阪産官学交流事業「21世紀をリードする新素材カーボンナノチューブの夢を語る」講演会、東大阪商工会議所、1999年7月9日。
(7)「21世紀の大阪経済」大阪商工会議所・地域振興シンポジウム'99「発展する文化産業都市をめざして」基調講演、大阪商工会議所401号室、1999年10月14日。
(8)「関西からの情報発信」第28回大阪市立大学市民講座、大阪市立大学総合学術情報センター、1999年10月26日。
(9)「ベンチャービジネスと支援のあり方」関西ニュービジネス協議会「ベンチャー支援人材育成講座」、日本経済新聞社大阪本社、1999年11月17日。
(10)「21世紀のお金」高槻文化事業団・高槻文化大学、高槻現代劇場、1999年12月8日。
(11)「21世紀の経済システム」大阪市立大学文化交流センター12月講座《21世紀への挑戦》最終回、文化交流センターホール、1999年12月17日。

コーディネーター・パネリストなど
(1)研究シンポジウム「放送のデジタル化と市民社会」コメンテイター、国民文化会議、総評会館、1999年2月12日。
(2)「進化経済学の可能性としてのバーチャル市場の参加型シミュレーション提案」進化経済学会プルポーザル・セッション、報告およびパネル討論、大阪市立大学総合学術情報センター、1999年3月26日
(3)「マルクスの現在」出版記念シンポジウム、とっても便利出版部、京都イタリア会館、1999年5月29日。
(4)シンポジウム「組織知のルート・メタファー」招待パネリスト、組織学会・研究発表大会、北陸先端科学技術大学院大学、1999年6月6日。
(5)シンポジウム「いま、資本主義とは」関西学院大学出版会、関西学院大学大学史館、1999年7月8日。
(6)「OB経済人シンポジウム『世界ビジネス戦略−現場からの考察』」コーディネータ、大阪市立大学商学部・経済学部50周年記念国際シンポジウム「21世紀システムと日本企業」、大阪国際交流会館、1999年10月9日。
(7)シンポジウム「社会経済システム分析のフロンティア」パネリスト(パネル報告:「システム論になにが欠けていたか」)社会・経済システム学会第18回大会、法政大学・多摩キャンパス、1999年11月14日。
(8)「総括デイスカッション」パネリスト、日本ベンチャー学会第2回大会、慶応義塾大学(三田校舎)、1999年12月12日。 

学会の座長など
(1)第3回進化学会大会(大阪大会)大会実行委員長、大阪市立大学総合学術情報センター、1999年3月26・27日。

研究会等討論・発言

非常勤講師(1999年度)
(1)富山大学経済学部・理論経済学特殊講義「現代経済学」

研究会等の主宰・企画

研究会等参加
(1)「近畿における新価値創造型ベンチャー育成プログラムに関する調査研究委員会」委員長、?ベンチャーエンタープライゼズセンター関西支部、1998年9月より99年3月まで。
公職等委員
(1)進化経済学会・理事、任期1997年4月より3年、常任理事(出版担当)。
(2)社会・経済システム学会理事、1999年4月より任期2年(4期目)。
(3)社会・経済システム学会関西支部長、1999年4月より任期2年(3期目)。
(4)社会・経済システム学会・編集委員長、1999年4月より任期2年(1期目)。
(5)日本ベンチャー学会・理事、編集委員、1997年11月より、任期2年(1期目)。
(6)研究・技術計画学会・評議員、再任、1999年10月1日より任期1年(4期目)。
(7)関西生産性本部経済社会委員会副委員長、1989年より。
(8)「R&D」交流フォーラム(関西生産性本部主催)・コーディネーター、第6期、1998年10月〜1999年5月。
(9)関西文化学術研究都市推進機構学術委員会委員、1989年より。
(10)フォーラム堂島(毎日新聞社主催)コーディネーター。
(11)関西情報発信機能強化推進協議会・企画副委員長、1994年10月より、任期2年(1996年10月、1998年10月更新)。
(12)関西ニュービジネス協議会・NBK大賞審査委員会委員長(1989年以降、毎年)。
(13)太平洋人材交流センター・幹事、1997年3月より2年(1999年3月更新)。
(14)思想の科学研究会・理事(1999年より)。
(15)国民文化会議・常任委員、1996年4月より(毎年更新)。
(16)通産省工業技術院・産業技術審議会地域技術委員会、1997年2月より1999年3月まで。(17)日本学術振興会・特別研究員等選考専門委員、1999年度

データ・ベース登録
(1)朝日新聞社電子電波メディア局「人物・団体」データベース
(2)河合塾・ホーム・ページ「経済学」

その他関連
(1)松永桂子(大阪市立大学・塩沢ゼミ)「東大阪市における産業支援」『週刊ダイヤモンド』インターカレッジゼミナール第3回レポート優秀作入選。選評と論文全文が『週刊ダイヤモンド』99年8月14・21合併号、pp.82-85掲載。


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