著書チョショ、学術ガクジュツ論文ロンブン等トウの名称メイショウ 単著、    共著の別 発行又は    発表の年月 発行所、発表雑誌等又は発表学会等の名称 概   要
(著書チョショ)          
  <全体ゼンタイについて主要シュヨウな役割ヤクワリを果ハタしたもの>        
1 『数理経済学の基礎』 単著 昭和56年10月 朝倉書店 iv+208頁。 均衡概念をつかわずに経済を循環過程と捉える立場から商品の諸循環を解析。 数学的には高等学校程度の知識を仮定、 基礎から数学的に展開した。 必要な数学定理をわずか二つに集約し、すべてをそこからの系として導いた。簡潔な展開により、線形経済学への入門と理論の展望とができる。マルクス経済学系の大学院生の数理経済学への入門書として定評を受ける。1985年、 中国でも翻訳出版された。 
  中国語翻訳 『数理経済学基礎』張強等訳   昭和60年10月 (中国・杭州)浙江人民出版社 216頁]
2 『近代経済学の反省』 単著 昭和58年11月 日本経済新聞社 ix+414頁。
近代経済学の基礎となる「均衡」概念を中心に方法論的反省を加える。第1部では理論的枠組みの検討、第2部では分配論的言説の説得論的分析を行い、第3部では過程と循環の枠組みによる経済学展開の可能性を探った。序説「学の精神分析のために」で、経済学の理論的展開をとりまく磁場を客観化し、第6節「マルクスの搾取理論」では、労働価値論の術語系が説得的定義の言語体系であることを論証した。
3 『市場の秩序学/反均衡から複雑系へ』 単著 平成2年9月 筑摩書房 iii+333+viii頁。 市場経済を複雑系と捉えることから経済学の新たな出発点を探る。第1部では、自己形成する秩序としての経済システムの特性を論じ、第2部では定常過程の経済学者としてのスラッファを研究、第3部では計算量の観点から従来の経済学における主体行動論を点検、第4部で複雑系としての経済分析を構想する。平成3年度サントリー学芸賞政治経済部門を受賞。この本の副題「反均衡から複雑系へ」は、日本語の本の表題に「複雑系」が登場した最初のものといわれる。
  『市場の秩序学』文庫化   平成10年4月 ちくま学芸文庫(筑摩書房) 増補:解説「『市場の秩序学』その後」 396+viii頁
4 『大学講義 ベンチャービジネス論』塩沢由典編 共著 平成3年3月 阿吽社 ii+291頁。 編者(塩沢)が企画・主宰した大阪市立大学経済学部の第1回企画講座「経済発展と企業家精神(ベンチャービジネス論)」を1冊の本にまとめたもの。創業の経営者の講義にたいしそれぞれ2頁程度の編者のコメント「ちょっと一言」を付す。第1講「企業家精神をみる目」(pp.2-12)と補講「ハードル競争キョウソウとモグラたたき−−入門以前 企業経営論」(pp.253-286)は編者の執筆。第10講シンポジウム「ニュウビジネス時代の企業家精神」の司会をも務める。
          (共著者)小嶋淳司、大川功、高原慶一郎、倉光弘己、川上哲郎、ほか7名。
5 『市場経済的発展機制』紀玉山編訳 単著 平成6年4月 (中国・長春)吉林大学出版 256頁。 1992年9月の吉林大学における塩沢の講義録(第1章〜第12章)を中心とし、付録として塩沢由典の日本語関係論文4本および編訳者紀玉山の論文1本と解説を採録している。講義録部分は中国語でのみ発表されている。市場経済の発展メカニズムを複雑系経済学の立場から解説した。定常過程における循環視点、経済過程の自律性、人間行動と知識の関係、数量的調節過程、技術選択と価格、経済発展に占める技術進歩の重要性などを取り上げている。
  (中国語「市場経済の発展メカニズム」)      
6 『複雑さの帰結/複雑系フクザツケイ経済学ケイザイガク試論シロン』 単著 平成9年6月 NTT出版 iii+314頁。
合理性の限界は記号処理に手間が掛かりすぎる問題である。人間の経済行動は最大化行動ではなく、多くの場合、習慣=プログラム化された定型行動として捉えられると主張する。人間は、このような定型行動のレパートリーをもち、経験に学びつつ、その中から適切なもののを選出していく。この結果としての、行動の変化が行動の進化である。経済学にとっての複雑さが�@社会システムそのものの複雑さ、�A行動の条件としての複雑さ、�B世界認識における複雑さの3つの側面から考察しなければならないことを指摘し、経済学の課題として行動と知識の密接な関係を明らかにした。
7 『複雑系経済学入門』 単著 平成9年9月 生産性出版 xix+442頁。 経済学には、なぜ複雑系の視点が必要か(第1部)から始まり、新しい科学知としての複雑系の歴史(第2部)を解説し、合理性の限界という視点が経済学をどう変えるか(第3部)、そのような視点から経済を見直すとどうみえるか(第4部)を解説した、複雑系経済学の世界でも最初とおもわれる総合的解説書。相対取引に注目し、経済が自己組織系としての機能し、進化する存在であることを説いている。ソウル大学を始め、多くの大学で教科書として採用された。
  韓国語翻訳 『Wae pokjapkye kyonjaehak inka』イン・チェソンと技術と進化の経済学研究会訳   平成11年3月 (韓国・ソウル)Purengil Co. 423頁。
8 『R&Dと人材育成』塩沢由典監修・関西生産性本部「R&D」交流フォーラム編 共著 平成11年12月 学際図書出版 vii+340頁。 監修者が提案し、1993年以来、コーディネータを務める、関西生産性本部の「R&D」交流フォーラムの諸成果の内、研究者のキャリア形成を中心に、研究開発の今後(第1部)、ケース・スタディ(第2部)、研究開発の企画担当者たちによる座談会(第3部)をまとめている。監修者は「まえがき」と第3部「座談会」の司会を担当している。この座談会では、研究所長や研究開発の企画担当者たちが直面している永遠の課題を監修者が分類・整理し、そのそれぞれについて担当者としての知恵を語ってもらった。
9 『方法として進化』進化経済学会・塩沢由典編 共著 平成12年6月 シュプリンガー・フェアラーク東京 vii+279頁。 進化経済学会の3回の年大会の報告から塩沢が選択・編集した報告を基礎に新たに書き下ろしてもらった8本の論文と塩沢による解説論文からなる。塩沢は序章「方法としての進化・解説」(pp.1-26)と第1章「進化経済学の課題」(pp.29-51)を担当している。第1部では経済研究の方法としての「進化的視点」の可能性や留意点が、第2部では進化経済学の遺産としての制度・ハイエク・定常性が取り上げられ、第3では進化経済学としては珍しい話題である金融市場の進化論的研究が取り上げられている。編著ではあるが、全体としてまとまった主張をもった一冊に仕上がっている。
10 『生産性運動の昨日・今日・明日』塩沢由典監修 財団法人関西生産性本部編 共著 平成13年4月 生産性出版 v+233頁。 大阪市立大学経済学部創立50年の企画講座「生産性運動と経済発展」を基礎に編集したもの。生産性運動は、戦後の日本経済の発展に大きな貢献をしたが、その全体像を俯瞰した著作は多くない。本書は、生産性運動の今日的広がりを理解してもらうのに手ごろな一冊として評価されている。塩沢は第1章「生産性運動の意義と課題」pp.17-34、第3部シンポジウム「これからの生産性運動の展開」pp.191-225のパネリスト、および「あとがき」pp.230-232を担当している。他の執筆者は、森井清二・辻本健二・島本康夫・前川朋久・大泉正征・豊田武彦・吉岡慎一・間宮繁雄・佐藤和夫・平井紀夫・前田修・吉村明・海老塚明である。
11 『マルクスの遺産/アルチュセールから複雑系まで』 単著 平成14年3月 藤原書店 446頁。
1975年以降、マルクスとマルクス主義、社会主義と社会思想について書いてきた17本の論文に対談およびインタビュー各1本を選び、各章に現在時点に立っての解題を付けたもの。最終19章には、本書に取り上げた考えと現在の思想との関係について略説した。マルクスは負の遺産であるが、それを引き継ぎ発展させるところからしか、真の経済学と思想とは生まれないというのが、本書の基本的立場である。
  <単行本の一章を分担執筆したもの>        
1 タイ自動車工業にみる日本の部品企業展開」 単著 昭和57年3月 宮崎義一編 『多国籍企業の研究』 筑摩書房 pp.172-241。 タイにはいまだ本格的な自動車工業は育っていないが、その重要さに鑑み、タイ政府は、1960年代以降、国産化推進のためにさまざまな法制と施策とを取っている。本論文はこのような政府の政策に対応する、日本の自動車メーカーの現地組み立て・生産への転換と、その前提となる部品企業産業の現状、および日本の部品企業のタイ進出の経緯について調査し、日本企業の多国籍化の一パタンを分析した。
2 「社会の技術的能力−−静的概念と動的概念」 単著 平成2年11月 中岡哲郎編『技術形成の国際比較』筑摩書房 pp.333-361。 途上国への技術移転は経済援助の大きな項目のひとつであるが、さまざまな面からその困難が指摘されている。本論文は、ひとつの社会がもつ技術の受容能力・開発能力の諸要因とその相互関係を分析する。編者の中岡教授はかねてから「技術形成の社会的能力」という概念を提唱されてきたが、本論文では一定の技術水準を支える「静的能力」と所与の技術力のうえに新たな進歩を可能にする「動的能力」との区別を導入した。
3 「時間、認識、パタン−−渡辺慧の軌跡」 単著 平成2年12月 渡辺慧『フランスの社会主義の進化/渡辺慧初期論文集』思想の科学社、解説。 227-272頁。 物理学・時間論・認知科学・社会思想の多方面に活躍した渡辺慧の論文集への解説。渡辺慧の全体像を描出すべく架空の鼎談方式をもちいた。
4 「合理化と計画化−−危機の時代の社会科学」 単著 平成5年2月 『20世紀社会科学のパラダイム』岩波講座『社会科学の方法�U』岩波書店、137-183頁。 両大戦間の経済思想として重要な「合理化」と「計画」の二つの思想がどのような時代背景のもとに生まれ、育ってきたか、その問題点はなにかを、L.アーウィックとO.ノイラートに焦点を当てて考察した。特に論理実証主義の宣言を書き上げた社会学者ノイラートの社会思想とバイエルン共和国の計画局長であった事実とがどのように連結するかについて解明を試みた。
5 「J. v.ノイマン 経済学を変えた二つの論文」 単著 平成6年4月 『現代経済学の巨人たち1』日本経済新聞社、238-249頁。 多彩な数学者・量子力学の体系化・電子計算機の基本設計者・原爆と大陸間弾道弾の推進者であるとともに、経済学にも大きな足跡をのこしたJ. v.ノイマンの生涯と業績を紹介した。『日本ニホン経済ケイザイ新聞シンブン』連載レンサイ(平成ヘイセイ4年ネン)の再録サイロク。
        文庫化『現代経済学の巨人たち/20世紀のひと・時代・思想』日経ビジネス文庫、284-297頁。
6 「企業内の自由と個人主義」 単著 平成6年7月 内橋克人・奥村宏・佐高信編『企業活動の監視』(日本会社原論5)岩波書店、39-58頁ペイジ。 企業内では、自由と個人主義とが制約されている。しかし、研究開発などを例にとると、今後独創的な研究を育てていくためには、自由で闊達な気風が必要である。日本企業に巣くう平等主義と画一主義を打破し、自由と個人主義を企業内に生かすべきことを論じた。
7 「大学は二十一世紀に生き残れるか」 単著 平成7年2月 磯村隆文・大川勉編『新しい日本型大学』阿吽社、2-29頁ページ。 大学は、長い間、社会の知的中心として機能してきた。中世以来の歴史を振り返れば、その役割が低下したこともあるが、19世紀の大学改革に見られるように、時代の変化に対応して自己改革を行ってきた。20世紀末の現在、大学は、あたらな危機を迎えている。インターネットの普及や研究・開発投資に占める大学比率の低下によって、知識の創造・流通・蓄積の仕組みが大きく変わりつつある。このような中にあって、大学が社会の知的中心でありつづけるためにはなにが必要か考察した。とくに、社会科学方面では、社会人大学院を新しい知の創出装置とすべきことが提案されている。
8 「働く場の変容と再設計/情報化は在宅勤務を可能にするか」 単著 平成7年12月 『仕事と遊びの社会学』(講座現代社会学20)岩波書店、97-114頁ページ。 インターネットの普及は、ひとびとの仕事のあり方をも大きく変える可能性がある。ここでは、在宅勤務などがデザイナー・翻訳者・企画担当者など一部の職種では進行するものの、研究開発部門や生産部門、営業部門では従来の勤務形態を大きく変化させることが困難であることを指摘し、情報化によって働く場の変容は起こるものの、言われているほどの速度では進行し得ないことを示した。
9 「延期−投機原理とシステム内行動」 単著 平成8年6月 石原武政・石井淳蔵編『製販統合/変わる日本の商システム』日本経済新聞社、267-302頁。 流通機構の各節点において、個別品目の在庫量をどの程度にすべきかの計算が可能である。それぞれの節点における需要のゆらぎの特性と在庫量調整・在庫費用のあり方により、最適数量が決まるが、それは流通経路全体とかなずしも整合するものではない。そこに、より整合性の高い流通形態が生まれる原動力がある
10 「複雑系と進化」 単著 平成10年9月 進化経済学会編『進化経済学とは何か』有斐閣、第8章、99-119頁ページ。 進化と最適化の問題は、進化経済学および複雑系経済学の重要課題である。論文では、1940年代から50年代にかけて行われた限界主義論争とそれに付随して生じた一議論(たとえ、工場長など数量決定者が自己の限界費用を認識していなくても、競争的選択が働く結果、限界原理が優越するようになるという主張)に対し、選択により不断の進化が起こるにしても、それにより最適な行動が選択されることにならないこと、非現実的と見える仮定から正しい結論が導かれることが理論の高い説明力を表すというM.フリードマンの科学哲学的主張に対し、それが理論の体系に対する論理上の誤解を含んでいることを示した。
11 「資本主義の複雑さと経済学の理論」 単著 平成11年2月 横川信治・野口真・伊藤誠編『進化する資本主義』日本評論社、79-97頁ページ。経済セミナー』No.519、1998年4月号、42-48頁、の再録。 資本主義経済は、その成立以来、大きく変化してきた。その歴史を記述しようとするとき、適当な時代区分を設けて整理せざるをえない。ここから、歴史を輪切りにして段階ごとに時代の特徴を捉えるという記述スタイルが生じてきた。しかし、これは整理のために有効であっても、資本主義経済の展開機構を解明する点では偏った見方といわなければならない。生活に使われる商品群が徐々にしか変わらないように、経済の諸制度は、常に複数のものが並列的・競争的に存在していると見るのが妥当である。このような見方は、柳田國男が指摘する「つらら型」の歴史観に通底するものがある。
  英訳 Econmic Theory and the complexity of capitalism   平成13年7月 G.H.Hodgson, M.Itoh and N. Yokokawa (Eds.) Captialism in Evolution, Edgar Elgar, Cheltenham, U.K., 2001, pp.36-47。
12 「開発政策のパラダイム転換と持続的発展」 単著 平成12年2月 芦田文夫・高木彰・岩田勝雄編『進化・複雑・制度の経済学』新評論、37-49頁ページ。 開発政策は、1970年の前後で大きく変わってきた。初期の構造主義から新古典派復興を経て開発経済学は新古典派が主流になってきた。その変化の背景には、社会主義の停滞や世界銀行やIMFの政策もある。しかし、1990年代には、東アジア・東南アジアの諸国はある種の転換点に到達し、アジア金融危機をも経験した。開発経済学には新しいパラダイム転換が要請されている。「市場か国家か」という2分法では持続的発展を可能にする社会・経済を創造することはできない。NPOなど第3の担い手の役割が増大するだろうと指摘する。
13 「計算機科学と学問的思考」 単著 平成12年10月 山崎正和・西垣通編『文化としてのIT革命』晶文社、54-65頁ページ。 計算機(コンピュータ)の発達は、学問研究の方法までも変えつつある。計算化学が大きな成功を遂げたように、自然科学や工学の方面では、計算機は学問研究の様相を変えつつある。同様なことは社会科学においても生じている。複雑な相互作用の体系を対象とする経済学は、従来、文学的方法と数学的方法しか持たなかったが、マルティ・エージェント・モデルの発達により第3の分析手段を持つようになった。W.ウィーヴァーが指摘した「組織された複雑さの問題」に取り組む適切な手段を社会科学は初めて手にしたといえる。U−Mart計画は、具体的には株価指数の先物市場をヴァーチャルに出現させるに過ぎないが、社会化学の方法という観点からは、第3の科学研究法の構築を目指すものでもある。
14 「市場の思想・計画の思想」 単著 平成13年1月 樺山紘一他編『20世紀の定義3 欲望の解放』岩波書店、53-75頁ページ。 20世紀において「計画」は、資本主義国・社会主義国を問わず、ひどびとを捉えた経済思想であり、実現目標だった。論文では、「計画」について経済学者たちがどう考えてきたか、原文を引用・紹介するとともに、計画の可能性にかんする熾烈な論争の中から「市場」にかんする深い理解が生じてきたことをも示した。
15  U-Mart: A Test Bed for Interdisciplinary Reserch into Agent-Based Artificial Markets 共著 September 2001 Japan Association for Evolutionary Economics and Y.Aruka(Eds.), Evolutionary Controversies in Economics, Springer-Verlag Tokyo,pp.179-190.  申請者が代表を務める「U−Mart計画」の目的、意義、研究計画の現状についての総合報告。U−Martは、コンピュータを用いて株価指数の先物市場をヴァーチャルに創造し、その市場の性質を研究することにより、激しい変動を繰り返す金融市場について研究しようとするもので、工学者と経済学者の共同で研究が進められている。他のマルチエージェント・モデルなどとの差異は、人間がコンピュータ・プログラムと同じ立場で参加できること、指数先物という参照点を持つことで、現実に接点を持っていることなどにある。
          [塩沢の分担]全体計画の企画と統括
          共著者 Sato H., KoyamaY., Kurumatani K., Shiozawa Y., and Deguchi H.
           
(学術ガクジュツ論文ロンブン)        
1 「負の労働を投下することは不可能であるか」 単著 昭和52年4月 一橋大学『経済研究』第28巻第2号、180-185頁ページ。 線形の生産技術系をひとつ決めるとき、 それが結合生産を持たないならば、 技術系が生産的ならば体化された投下労働量はつねに正となる。 しかし、 結合生産がある場合には、 かならずしもこの命題は成立せず、 その場合の投下労働量をどう解釈するかの問題が生ずる。本論文は、 耐久資本財から派生する結合生産の場合に、 生産中断により労働が節約される場合として負の投下労働量が理解されることを示した。
2 「広義の生産の範囲での投下労働量」 単著 昭和53年8月 理論・計量経済学会『季刊理論経済学』第29巻第2号、172-178頁ページ。 論文(1)と同一の場合に、 二つの非負の生産の差として広義の生産を考えると、 高齢の耐久資本財に体化される投下労働量がうまく定義されることを示した。
3 「動学理論の構造と矛盾(1)〜(4)」 単著 昭和ショウワ54年7月1日〜10月1日 『経済セミナー』第294号 68-75頁ページ、第295号 74-82頁ページ、第296号 52-60頁ページ、第297号 104-112頁ページ。 景気循環にともなう実質賃金率の変動についてはケインズの考えを動学化したとされる置塩信雄のモデルが有名である。 ところが、 このモデルには時間の中での決定関係に考察不十分なところがあり、 その過誤が均衡論の枠組みによって隠されていた。 本論文は、 過程分析における決定関係の重要性から説き起こし、 置塩体系の理論的矛盾を解明し、 結論として実質賃金率の変動にかんし何が言えるかを議論した。   
4 「生活の再生産と経済学」 単著 昭和55年3月 『思想の科学』第6次第116号(通巻324号)、97-106頁ページ。  20世紀の後半に入って顕在化してきた「エネルギー危機」と「環境の危機」とは、生産の領域における技術の変化とともに、人間の生活とその再生産の様式にかんする反省を強要している。本論文では、マルクスと大熊信行とを手掛かりとして、われわれの生活を�@生命の再生産、�A物的財の再生産、�B生活様式の再生産、�C文化・知識・社会倫理の再生産の4つの相に分析し、それらの再生産条件について考察した。
5 「経済学4つの基本問題」 単著 昭和57年5月 『経済セミナー』 第328号、72-80頁ページ。 マーシャル以来の収穫法則をめぐる議論を総括し、真に展開すべき収穫逓増企業を分析するためには、経済学が四つの未着手領域[ �@不分割性、�A市場、�B貨幣、�C投資]における新しい理論の枠組みを形成する必要があることを主張した。『経済セミナー』の次号329号pp.54-67では、本論文の提起をうけて、林敏彦・猪木武徳・塩沢由典による討論会「現代経済学の主要問題」がなされている。
6 「カーン・ケインズ過程の微細構造」 単著 昭和58年9月 大阪市立大学『経済学雑誌』第84巻第3号、48-64頁ページ。 有効需要がどのように波及するかについては多くの研究があるが、 本論文は、各企業が各期の自社製品への需要を信号として需要予測する場合に、 どのように生産水準の調整が進むかを分析したもの。既知の情報でも他企業の需要は把握できないとして、情報の流れを厳密にあつかつたものとしては最初の試みである。その後、この研究は谷口和久(1991)、森岡真史(1992)などとして発展している。
7 「上乗せ価格を帰結する複占論争」 単著 昭和59年3月 大阪市立大学『経済学雑誌』第84巻第6号、12-24頁ページ。 寡占的企業が原価に一定率のマージンを上乗せして価格設定し、 定価販売していることはよく知られているが、 競争的条件下にその行動を理由づけたものは見られない。 本論文は、購買者が価格比を基準として製品供給先を選別する行動を取るとき、 ホテリング的競争の結果、 上乗せ価格が出現することを示し、 かつ数学的にはその逆も成立することを証明した。
8 「量子論理上のケインズ確率論」 共著 昭和60年1月 大阪市立大学『経済学雑誌』第85巻第5号、1-38頁ページ。 ケインズはそのフェローシップ論文となった『確率論』で、確率の頻度説解釈に反対し、確率は命題間の推論の確かさによるとの立場から、命題推論の公理体系を提案している。本論文は、その公理体系が量子論理の自己共役作用素モデルによってほとんど実現されること、分配法則はモジュラー法則により置き換えられる必要があること、などを示した。
          共著者シャ(塩沢由典・中村八束)
9 「国際貿易と技術選択−−国際価値論によせて�T」 単著 昭和60年3月 大阪市立大学『経済学雑誌』第85巻第6号、44-61頁ページ。 貿易論におけるリカードウの比較生産費説は、 ヘクシャー&オリーンの系統の発展以外に、古典派の伝統に基づくスラッファ派からの貢献があるが、その理論はマクロな立場からの効率論議に終わっており、個別企業の技術選択の観点がかけている。本論文は、その欠陥を補う立場から、技術の選択理論が国際貿易論に適用できること、貿易利益の議論を雇用量など数量面でも行う必要があること、を示した。
10 「計画経済における価格形成と技術選択」 単著 昭和61年3月 大阪市立大学『経済学雑誌』第86巻第6号1-44頁ページ。 中央集権的計画経済においては、 価格は、 需給の調節のためでなく、独立採算による企業の業績評価の基準として機能している。 しかし、 この評価は、価格体系に大きく依存するため、どのような価格体系を形成すべきかが重要となる。本論文では、資本制約のもとに最大の経済成長率を達成しようとするとき、生産価格を基礎として技術変化を考慮した体系が好ましいことを示す。
11 「無制限労働供給下の発展と食料問題」 単著 昭和61年11月 大阪市立大学『経済学雑誌』第87巻第4号54-74頁ページ。 途上国の経済発展を無制限労働供給下の資本蓄積問題と捉えたアーサー・W・ルイスの議論は有名であり、多くの開発理論家に引用されているが、その理論的基礎が十分検討されているとはいいがたい。本論文は、農業部門から工業部門へ労働力が流出するに従い一人当たりの食料生産量が上がることから帰結される理論の修正の必要を指摘したもの。
12 「機械化と労働雇用−−リカードウ、ヒックス、フォン・ノイマン」 単著 昭和62年1月 京都大学経済論叢』第139巻第1号、109-129頁ページ。  省力型機械の導入が労働雇用を減少させるか否かは、 リカードウの議論以降、 経済学でも繰り返し論じ直されている。 しかし、 その議論はすべて、ひとつの機械が一定の労働投入によって新たな機械を作り出すという自己増殖型生産の仮定に基づいている。本論文は、フォン・ノイマン型の多産業・多製品という一般の場合に、リカードウ以来の議論がどこまで可能か分析したもの。
13 "The Primacy of Stationarity: a Case against General Equilibrium Theory"  単著 平成1年1月 Osaka City University Economic Review,Vol.24, No.1. pp.85-110。 経済学の主流の枠組みである一般均衡論では、 経済主体が所与の資源を与件として価格に反応し、 超過需要を市場に伝達することになっているが、主体に要求される計算量を考えれば、このような行動は不可能である。本論文は合理性の限界のもとにある人間の経済行動の基底に仮定されている定常性を取り出し、今後の理論的枠組みにおいては経済の状況を「ゆらぎのある定常過程」と捉えることが重要であると論ずる。
14 「ゆらぎ・あそび・ゆとり−−複雑系の三つの視点」 単著 平成1年10月 社会・経済システム学会『社会・経済システム』第7号、41-48頁ページ。 経済という複雑な系は、 ゆらぎのある定常性、 あそびのある結合、 ゆとりのある主体の生存条件という三つの視点から捉えられる。 人間の能力は、視野・合理性・働きかけの三面においてそれぞれ限られているが、そのような能力の人間にも経済がある程度予測可能であり、そこでの行動が意味あるものでありうるのは、限定的にも系の運動が循環的であり、結合のあそびにより小さな部分系を独立させることができるからである。
15 "Significance of Circularity in Sraffa" 単著 平成2年1月 Osaka City University Economic Review,Vol.25, No.1. pp.47-58 スラッファの主著における "replacement"条件を、事態の再生産を可能にする条件の追及とみる立場から、この条件を分析の基礎に置いたスラッファ経済学の方法上の現代性を指摘する。トロント(カナダ)における History of Economics Society の学会で報告された論文の収録。
16 「韓国のベンチャー・キャピタルとベンチャー・ビジネス」 単著 平成3年12月 大阪市立大学証券研究センター『証券研究年報』第6号、41-79頁ページ。 新しい事業・新しい産業が次々に生まれてくることは、一国の経済の活性を保つための重要な条件である。新しい企業の設立・成長はそのひとつの源泉であり、ベンチャー・キャピタルはそのような企業への資金提供者としておおきな役割を果たしている。本論文は、日本に遅れて出発した韓国のベンチャー・キャピタルの現状分析として日本最初のもの。ここでも韓国の追い上げは急速である。
17 ”What Can We Learn from Maketization?" 単著 平成2年7月 Osaka  City  University Economic Review, Vol.25, No.2,pp.21-50。 社会主義諸国における市場経済化(計画経済から市場経済への移行)という新しい事態から経済学は、なにを学べるか。また、以降に成功するためには、経済学はなにを意味しうるか。このような問題について、経済学者の協力を呼びかけた。
18 「学士課程教育−−経済学の場合」 単著 平成2年11月 『一般教育学会誌』第12巻第2号(通巻22号)、15-19頁。 一般教育学会での招待講演をまとめたもの。将来政策担当者となる人以外にとって経済学の学部教育はいかなる意義を持ちうるか。市民の教養として経済学のためには、いかなる授業内容が必要かを論じた。
19 「市場経済化と経済学の課題」 単著 平成3年5月 『経済セミナー』通巻436号、6-11頁ページ。 ソ連・東欧での市場経済化と同時代に生きるものとして、この大きな実験から経済理論はなにを学ぶべきか考察した。
20 連載「20世紀と経済学」 単著 平成ヘイセイ4年ネン4月ガツ〜平成ヘイセイ5年ネン11月ガツ 『経済セミナー』第1回第447号、1992年4月〜第19回(最終回)通巻466号、1993年11月。
20世紀という時代から経済学は、どのように規定されているのだろうか。巨大企業化、計画経済の試み、途上国の経済発展の3つのトピックによって、20世紀とその時代の経済学との有機的な関連を描きだそうとした。
21 「実物による制御あるいは実物域の記号作用」 単著 平成4年10月 『社会・経済システム』第11号、14-19頁 コルナイの「経済システムの二元論的記述」をヒントに経済システムの調整機構の特徴を探った。システムの制御というと、情報による制御に注目が集まる。しかし、経済のような複雑なシステムでは、売れ行きや在庫など、実物の移動・増減による制御・調節が重要である。貨幣も、この目でみると、実物による制御という側面をもっている。
22 「システムを作り変える−−なにが可能でなにが不可能か」 単著 平成4年10月 『社会・経済システム』第11号、25-30頁 R.ニーバーの祈りにヒントを得て、システムを作りかえるに当たっての留意点を考察した。何を変えることができ、何は変えることができないか。社会科学は、これを識別する知恵を与えるものでなければならない。
23 「関西の知名度はなぜ低いのか」 単著 平成4年8月 『イグザミナー』(上)、通巻59号、1992年8月;(下)、通巻60号、28-32頁 国際的に見た場合、関西の知名度は高くない。人口や経済規模では、台湾やシンガポールをしのぎ、カナダに匹敵する地域であるが、世界に対する情報発信では関西は大きく遅れている。論文では、文化大使、エディターズ・ハウス、若手芸術家村、感覚工学部の4つについて、それぞれ具体的な提言を行った。
24 「組織における世界像分業」 単著 平成5年11月 『経済学雑誌』第93巻第3・4号、14-31頁 組織を作るとき、そこに作業の分業が起こることは常識である。論文では、各人がもつ「世界像」においても職務上必然的に分業がおきており、担当領域だけでなく、視野や精度においても差異がある。組織のおける分権やコミュニケーションは、このような世界像における分業を前提として考えなければならいことを指摘する。
25 「中国における不足の経済論争」 単著 平成5年9月 『月刊フォーラム』第4巻第9号(通巻38号)、33-41頁 市場経済化の進む中国における理論経済学の動向、とくに不足の経済と経済の効率性を巡る議論を紹介し、マルクス経済学がこのような課題に問題提起も解決策も生み出せていない現状を指摘した。
26 「高度多重メディア時代と地方の可能性」 単著 平成6年3月 『徳山大学総研レビュー』(徳山大学総合経済研究所)第5号、16-28頁 チャンネル特性という観点から多様なメディアを概観した後、新しいメディアの登場に伴う情報の一極集中の問題とCATVを地方の創造的なメディアに育てるための方策について述べた。
27 「市場・組織・ネットワーク/ネットワークは第3の秩序か」 単著 平成6年7月 『経済学雑誌』第95巻第1・2号、1-27頁 市場と組織に代わる第3の秩序としてネットワークに注目する議論がある。論文では、ネットワークへの期待は一部、市場と組織の働きに対する誤解から生じていること、近代社会においては酬の原理は交換と再配分の原理を補完するものと見るべきことを指摘する。
28 「市場概念の大転換と経済学」 単著 平成6年10月 『社会・経済システム』第13号、20-26頁 マルクス経済学はなぜ計画経済の失敗を予知することができなかったのか。経済体制を所有制の差異においてみた史的唯物論そのものに欠けるものがあったからである。市場経済化は所有制の重要さを示しつつあるが、所有制がすべてを解決するものではない。
29 「システム二元論ニゲンロンの誤謬ゴビュウ」 単著 平成7年5月 『比較経済体制研究』第2号、6-23頁ページ 経済ケイザイシステム論ロンはしばしば実物ジツブツ領域リョウイキと情報域ジョウホウイキとに分ワけて考察コウサツされてきた。しかし、財ザイはその存在ソンザイ量リョウがそれ自体ジタイとして情報的ジョウホウテキ作用サヨウをもっている。特トクに特異トクイなのは貨幣カヘイである。貨幣カヘイはバーチャルな世界セカイでは情報ジョウホウとしてのみで存在ソンザイしうるが、その数量スウリョウを恣意的シイテキに変化ヘンカさせることができないという物質性をもっている。情報と実物への2分法には警戒が必要である。
30 「ミクロ経済学を第二水準で理解する」 単著 平成7年6月 『経済セミナー』、第485号、(1995年6月号)、6-11頁 学生向けに書かれた。ミクロ経済学を真に理解するには、二つの水準でそうすることが必要である。ひとつは教科書の説明が分かること、もうひとつはなぜそのような説明がなされるのか、理論の内的論理を理解することである。
31 「21世紀の経済学」 単著 平成7年10月 『経済研究年報』(大阪経済法科大学)第14号、57-73頁 村上泰亮と並木信義の2著および1970年代おける経済学の反省と20世紀の経験とを勘案して21世紀の経済学として見えてくるものとして制度経済学があることを指摘した。
32 「関西文化学術研究都市 第2ステージの課題」 単著 平成7年12月 『経済と労働』(東京都労働経済局)'95・経済特集�T、28-36頁 関西文化学術研究都市は、10年の建設によって都市として概成したが、科学都市としてはまだ機能が十分に発揮できていない。筑波研究学園都市と違い、民間主導のプロジェクトでもあり、研究機能の集積のメリットが出にくい構造になっている。そうした条件を踏まえて、第2ステージに要請される2つの課題について考察した。
33 「制度の経済学をいかに進めるかI、�U」 単著 平成8年3月 『経済学雑誌』第96巻第3・4号、1-12頁、1995年11月20日;第96号第5・6号、46-65頁 経済学の中心課題のひとつが制度に移ってきている。論文では、制度の経済学を推進する前提として、「制度」という概念の整理を試みた。その用途はさまざまであるが、定型行動、秩序形成者、機関の3つが代表的な用法として上げられる。
34 「学際的研究の条件は何か」 単著 平成9年2月 『経済セミナー』第505号(1997年2月号)、6-9頁 複雑系の考え方は数学・物理学・認知科学・計算機科学・経済学などの学際的な思潮として展開してきた。運動の一端を担ったものとして、学際的な研究の条件として、対象の固有の問題への肉薄と、他の学問分野からの刺激とを両立させることが重要であると論じた。
35 「複雑系としての経済と経済学」(解説) 単著 平成9年2月 『日本ファジィ学会誌』第9巻第1号、21-29頁ページ。 複雑系としての経済には、どのような現象や特性があり、それらに接近する方法としてどのような分析がなされているか概観したのち、経済学で考えられるべき研究の進め方について私見を述べた。
36 「ECによる経済の効率化を阻むもの」 単著 平成9年10月 『OA』第18巻第4-1号(第82号)27-28頁。 OA学会ガッカイ年次大会での招待講演の要旨。ソ連の計画経済におけるコンピュータ利用、日米におけるMRPの経験を踏まえ、システム間の接合に注意チュウイし、電子化とともに業務改革を推進する必要を論じた。
37 「複雑系とシステム理論」 単著 平成9年12月 『経済セミナー』第515号(1997年12月号)、44-49頁。 1996年から97年にかけて「複雑系」がブームになった。安易な導入の問題点を点検したあと、複雑さの問題が社会科学の古くからの課題であったこと、社会主義経済計算論争・限定合理性・収穫逓増といった多様な方面で複雑さの問題がクローズアップされていることに注意し、認識と知識の領域の問題に取り組む必要を強調した。
38 「『帰結』批評への応答」(シンポジウム:複雑性・合理性・定常性をめぐって) 単著 平成10年3月 『経済学雑誌』第98巻第5・6号63-121頁。 「政治経済学を考える会」編の紙上シンポジウム「シンポジウム:複雑性・合理性・定常性をめぐって/政治経済学の新たな試み」(同、1-128頁)の一部。申請者の著書『複雑さの帰結』への批評に対する回答という形式をとった。批評者は、J.Cartelier、金子勝、石塚良次、張博珍、松井名津、大島真理夫、脇村孝平、中村健吾、海老塚明の9人。「応答」では、ざまざな疑問を主題別に分類し、多くが誤解に基づくとして、そのような誤解の生じた原因を探り、誤解を解くべくより詳細な説明を加えた。
39 「判断の論理とわれわれの知識」 単著 平成10年5月 『比較経済体制研究』第5号、39-61頁ページ。 行為と結果の間に不確実性のある場合に、人間はどう判断し、行動しているのであろうか。こうした問題にアプローチする方法に、確率計算により期待値を最大化するなどの方法がある。より一般的には決定関数の考え方がある。このような方法の難点は、原因と結果との間に多くの確率値を推定する必要があることである。この方法では推定すべきことが多すぎて、数学的には厳密に見えても、多くの恣意が入り込んでしまう。それよりも、単純にある定型行動がどのような成果を平均的にもたらすかを評価し、よりよい行動があれば、それに乗り換えるという方策の方が確実であり、これが定型行動の進化を決めている実際的過程であることを論じた。
40 「反経済学への期待と要請」 単著 平成11年2月 『大航海』第26号、71-85頁ページ。 経済学に対する社会からの信認の低下がある。その原因として、単純すぎるモデルに基づく政策提言という学界の慣習があり、困難ではあるが重要な課題に取り組むことの欠如がある。新しい経済学が取り組むべき課題として、東アジアの経済危機を取り上げ、金融危機と技術の高度化について対応策を論じた。
41 "Economics and accounting: a comparison between philosophical backgrounds of the two disciplines in view of complexity theory" 単著 平成11年3月 Accounting, Auditing and  Accountability Journal, Vol.12, No.1, 1999, pp.19-38. 第2回APIRA(Asian Pacific Interdisciplinary Research in Accounting)国際会議における全体会議講演(招待)の収録。経済学と会計学とを分かつ大きな亀裂が合理性の扱いにあること、経済学がみていない複雑さへの対処の手法として会計があることを示し、複雑さの観点から経済学と会計学の基礎を再検討する考えを提起した。
42 「社会科学の方法としてのプラグマティックス理論」 単著 平成11年3月 『組織科学』(組織学会編集、白桃書房発行)第ダイ32巻カン第ダイ3号ゴウ、38-46頁ページ。
経済行動の多くはプログラムされた行動と見なせる。経済はそれらの相互干渉が作りだす総過程であるが、知識の獲得という形で行動自体が総過程自体から影響を受ける。このミクロ・マクロ・ループに注目することの重要性と、その分析方法としてのマルチ・エージェント・モデルの可能性を指摘した。
43 「収穫逓増と産業の局地的集積/産業集積の経済理論に向けて」 単著 平成11年3月 『産業学会研究年報』第ダイ14号ゴウ(1998年)、1-16頁ページ。 集積により生産費が低減するとき、商圏の大きさと関係して、集積が進行する。この過程には一般に最低の集積限度である閾値と集積の飽和点とが存在する。この基本的機序を数学的に解明し、技術変化にともなう飽和点などの移動を分析した。最後に、マーシャル的な産業集積の現実性について考察し、政策的課題への留意点を述べた。
44 「当事者視点の導入は、経済学をどこに導くか/植村高久『制度と資本』の大構想をめぐって」 単著 平成11年4月 『経済学論集』(東京大学)第65巻第1号、71-93頁ページ。 植村高久著『制度と資本』への書評論文。植村は、貨幣の成立に関するメンガーの説明を受けて経済学の「メンガー的転換」と当事者視点の導入とを提唱する。マルクス経済学内部の提案として画期的であるが、それが方法論的個人主義に陥らないために考えるべきことを、物象化・端緒・生成・制度・意思決定・多層的調整の各主題にわたって論じた。
45 「自律分散複雑系としての市場経済」(解説) 単著 平成11年10月 『計測と制御』第38巻第10号、658-662頁ページ。 自律分散系の創発現象に関する特集のため、その一典型である市場経済について解説した。行動主体、システム特性、調整メカニズム、自己組織化の各層にわたり市場経済の特性を述べ、経済秩序の創発について今後の展望を示した。
46 「マルクスから複雑系まで」 単著 平成11年11月 『神奈川大学評論』第34号、88-100頁ページ。 学生時代のマルクス、経済学者に転向したのちのアルチュセールとスラッファとの出会い、新古典派経済学への疑問と格闘、行動への問いかけという経緯をへて「複雑さ」という課題に出会うまでのわたし自身の思想的遍歴を正直に綴ったもの。最後に、複雑系の立場からの計画経済と市場経済にたいする総括的評価を添えた。
47 「マルクスとマルクス主義に欠けていたもの」 単著 平成12年3月 『情況』第2期第11巻第2号(第2期通巻104号)、132-140頁ページ。 マルクスとマルクス主義は、資本主義のダイナミズムについて正確な認識をもっていたが、イノベーションを可能にするメカニズムについて十分想像力を働かせていない。そのため、安易に巨大組織による経済運営に走ってしまい、結局、社会と経済の硬直化を招いた。
48 「複雑系経済学と関西経済の課題/第�U部 関西経済の課題」 単著 平成12年3月 『奔潮』(大阪府企画室編集・政策科学研究会発行)第25号、8-21頁ページ。
1950年代までの関西は、新しい業態を次々と生み出す活力溢れた経済圏であった。現在は、東京圏に大きく水をあけられ、ベンチャーの起業率などもけっして高いとはいえない。さまざまな関西再生策が提案されているが、知的中心性という観点から問題を捉えなおしている識者はいない。この論文では、知的中心性とそれを可能にする域内情報流通構造を持つことがいかに大切かを指摘し、今後の技術革新の中では、テレビの多チャンネル化の中で、安価で有益なソフトを生産するノウハウを蓄積することで新しい可能性が開けることを指摘した。
49 「経済学の最先端 複雑系経済学/金融工学との比較から」 単著 平成12年4月 『エコノミスト』臨時増刊4月10日号(第78巻第14号通巻3444号)、120-2頁ページ。 金融工学の前提には、金融市場の価格変動が傾向を除けば正規分布になるという仮定がある。しかし、この仮定は正しくなく「厚い裾野」をもっている。これは数年に一度、正規分布仮説ではほとんど起こりえない変動が出現し、それにより金融市場は混乱し、多くのディーラーが破産するなどの事態が生ずる。LTCMの事実上の破綻もこうした文脈の中で捉えられる。他方、複雑系経済学は、金融市場を数学的に解析することの困難さを認め、バーチャル市場をつくり出して実験するなど、まったく新しいアプローチを始めていることを紹介した。
50 「ミクロ・マクロ・ループについて」 単著 平成12年10月 『経済学論叢』(京都大学)第164巻第5号(1999年11月刊予定)、2000年10月(実際の出版時)、1-73頁ページ. 経済が個々の主体の行為の結果であることは明らかである。しかし、そのことは方法論的原子論が正しいことを意味しない。視野・合理性・働きかけの3つの限界のもとにある人間は、実質的に最適な行為を発見・選択することはできず、現在の行動は、経験のなかで比較されて進化論的に採択された結果にすぎない。それらは一般に定型行動と捉えることができるが、それらは経済の総過程の中で選ばれたものであり、経済の総過程がいかにあるかによって、行動自体が変わってくる。経済の総過程と個々の主体の行動との間には、いわばミクロ・マクロ・ループと呼ぶべき相互連関が存在する。経済学は、このミクロ・マクロ・ループの変化過程を分析しなければならない。
51 「経済学にとっての人工市場」 単著 平成12年11月 『人工知能学会誌』第15巻第6号、951-957頁ページ。
人工知能の分野に「人工市場」という主題が生まれてきている。論文は、人工市場という新しい研究方法が、経済学200年の歴史の中にもつ意義を主として工学者向けに解説したもの。経済学は、大きくは、19世紀には文学的方法、20世紀には数学的方法を主要な分析用具として発達してきたが、その双方に固有の限界がある。人工市場は、それらとはことなる第3の方法を切り開くものである。ただ、新しい方法の常として、現在はまだなにが信頼できる知識なのかを確定する方法論すら持っていない。近代科学の中で実験という方法が確立するまで長い時間と試行錯誤が必要だったように、人工市場を含むコンピュータ実験という方法には、なお長い模索が必要であろう。
52 「システム・アプローチに欠けたもの/経済学における反省」 単著 平成12年11月 『社会・経済システム』第19号、55-67頁ページ。
社会・経済システム学会は、社会・経済をシステムとして見る、システムとして分析することを理念として発足した。現在では、「システム」は日常用語になっているが、システム的な見方・分析は、社会科学にどのような成果をもたらしたのであろうか。経済学の現状を振り返ってみると、その影響は微々たるものである。システム論は、なぜ経済学を革新する理論にはなりえなかったのか。論文では、経済学は、均衡というシステム論を持っていたこと、それに代替するインパクトをシステム論が持ち得なかったことを指摘し、今後の方向としてミクロ・マクロ・ループに着目すべきことを提案した。
53 問題提起「システム論になにが欠けていたか」 単著 平成13年11月 『社会・経済システム 』第20号、71-74頁ページ。 『社会・経済システム 』の編集長として、「システム論を問い直す」特集に対する序として書いたもの。社会・経済システム学会創立20年を記念して、システム論をもういちど根底から問い直そうと呼びかけた。
54 「経済・経営における戦略/進化と最適化」(解説) 単著 平成13年11月 『精密工学会誌』(特集 モノづくりのための最適化戦略)第67巻11号(通巻803号)、1749-1752頁ページ。 経済・経営方面で「最適化戦略」をどう捉えているかに関する解説論文。ミンツバーグの見解を紹介しながら、経営学では、まず「戦略」とはなにかについて、多種多様な理解が存在していること、その多くは計画・プログラムとしての戦略であるが、そのような戦略は机上の最適化に終わっていることが多いこと、真に優れた戦略は、現場の小さな事象に新しい意味を発見し、それを大きな事業にまで育てていく過程から生まれることを指摘した。
55 "Local Initiative for Nurturing Venture Businesses and the Role of Academic Societies," 単著  March 30th 2002 Osaka City University Economic Review, vol.37 no.2, pp.59-67. ベンチャー育成は、すでに韓国や中国を含む、多くの国々のもっとも重要な政策課題となっている。しかし、ベンチャー起業は、金融政策や財政政策のように、政府の行動や施策を改変するだけで可能になるものではない。ベンチャーの叢生する経済・社会を作るには、社会の気風までも変えなければならない。このような側面では、学会のようなNPO機関も大きな役割を果たすことができる。このような文脈の中で、関西ベンチャー学会を設立した経緯や意図、現在の活動状態などを紹介した。
(その他)        
  <国際会議>        
1 ”Significance of Circularity in Sraffa”  単独タンドク 昭和63年6月 History of  Economic  Society at the University of Toronto, Canada. June 20, 1988. 経済学史学会における研究報告。スラッファ理論における「循環」視点の重要性を指摘した。
2 "The Evolutionary Economics: its Tasks and Cathegories" 単独タンドク 平成10年3月 進化経済学会・国際シンポジウム、東京大学・駒場、1998年3月28日。 進化経済学会の国際シンポジウムにおけるパネル報告。他の報告者は、J.R.Stanfield、 J.Q.Adams、G.Hodgeson。
3 "Economics and Accounting: A Comparison between Philosophical Backgrounds of the Two Disciplines in View of the Complexity Theory"  単独タンドク 平成10年8月 The inaugural lecture at the 2nd Asia Pacific Inter-disciplinary Research Association Conference、at
Osaka City University Media Center,  August 4, 1998.
APIRA第2回大会における開幕基調報告。経済学と会計学において事態の複雑さの捉え方に違いがあることを指摘し、経済学はむしろ会計学の見方を参考にすべきことを論じた。
4 "The Nature of Our Knowledge in the Complex World" 単独タンドク 平成10年9月 A Talk for the International Symposium, Informatics-The Future of Information Society,Kansai University, Takatsuki Campus, September 8, 1998.
関西大学総合情報学部主催の国際シンポジウムにおける報告。複雑な世界における知識のあり方とそれらが有用となるための諸条件について論じた。他の報告者は、H.W.Gottinger、N.D.Cookほか。
5 "Thechnological Capability of a Society : Static and Dynamic Concepts" 単独タンドク 平成11年12月  A Joint  Seminar of  the Japan  Association  for Evolutionary  Economics and  the Technology and  Evolutionary  Economics  Research Group (Korea), The  Economics Faculty Seminar Room at Seoul National University, Seoul, December 6, 1999. ソウル大学で開かれたジョイント・セミナー(第1回進化経済学と技術進歩に関する日韓シンポジウム)での報告。社会の技術能力とされるものに、「動的」「静的」の2概念があり、韓国とメキシコを区別するものは韓国の高い動的能力であると指摘した。
6 "Local Initiative for Nurturing Venture Businesses and the Role of Academic Societies"  単独タンドク 平成13年6月 International Symposium in Venture unde IT Revolution , Chonnam University (Korea), June 1st, 2001.
IT革命下のベンチャーに関する日韓中国際シンポジウムにおける報告。ベンチャーを輩出させる気風を作りだすことが重要であり、その面では学会のような非利益団体も重要な政策主体となりうることを指摘した。
  <翻訳書ホンヤクショ>        
1 L.アルチュセール『科学者のための哲学講義』  共訳 昭和52年2月 福村出版 214頁。 フランスの哲学者アルチュセールの1967年パリ・高等師範学校(エコル・ノルマル・シュペリオール)における理系学生のための講義の翻訳。アルチュセールは、ここで科学者のもつ自然発生哲学にひとびとの注意を向け、それがしばしば支配的なイデオロギーに影響されやすいものであることと指摘している。付録に塩沢による解説「アルチュセールにおける科学論の意味」pp.197-212などを付す。
          共訳(西川長夫・阪上孝・塩沢由典) 
2 塩沢由典監修/ポール・オームロッド著『バタフライ・エコノミックス』北沢格訳 共訳 平成13年9月 早川書房、311頁。  マクロ経済の時系列データから、経済には予測を困難とする構造が内包されている。経済学は、予測を高めようとするより、経済の持続的な繁栄を可能にする制度的な整備に力を入れるべきだ。著者はこう主張する。マクロ経済方面での複雑系経済学の最新の成果の一つ。塩沢は、北沢の翻訳における学術用語の点検、内容面では説明の論理性が確保されているかを点検、読みやすさとともに厳密さを追求した翻訳となった。巻末に塩沢の「解説」pp.303-311を付す。
  <論説ロンセツ>        
1 「記憶の習慣」 単著タンチョ 平成7年6月 『思想』第852号、1−2頁ページ。 記憶にかんするフランスの社会学者アルプバックスを引きながら、歴史意識を形成する共同記憶の重要性を指摘した。
2 「進化経済学とは何か」(原題:「進化経済学の課題」) 単著タンチョ 平成ヘイセイ9年ネン5月ガツ 『毎日新聞』1997年5月8日夕刊。 進化経済学会の発足に際し、進化経済学の目指しているところを解説した。
3 「記憶キオク喪失ソウシツの経済ケイザイと経済学ケイザイガクの責任セキニン」 単著 平成ヘイセイ10年ネン5月ガツ 『This is 読売ヨミウリ』68−77頁ページ バブルを引き起こした事情と政策決定者への責任を明らかにすることなく、ただ景気回復の議論に走っては、別の場面で同じ種類の失敗を繰り返す。バブル経済を支えた経済学者たちの責任も問われざるをえない。
4 「衰えゆく資本主義と介入国家」 単著タンチョ 平成13年1月 『朝日新聞』2001年1月20日刊、25面。 資本主義は発展しすぎて、いまや経済活動を制約するのは資本の不足ではなくなっている。資本主義を資本が最重要な制約である経済と定義すれば、20世紀を象徴した介入国家とともに、今後、資本主義は衰亡していくであろう。
5 「地域チイキの頭脳ズノウとして困難コンナンな問題モンダイを解決カイケツする」 単著タンチョ 平成ヘイセイ14年ネン5月ガツ 『大学ダイガクランキング』朝日新聞社シャ刊カン、124−126頁ページ 公立大学の役割は、地域の課題に取り組む中から、普遍的な知識を生み出し、世界に貢献することである。大学は、単なる教育機関ではなく、地域の頭脳として機能しなければならないことを論じた。
  <提言テイゲン>      
1 「BS放送と地方文化(原題)」 単著タンチョ 平成4年10月 『朝日新聞』夕刊 かつての帝国大学が日本の各地方に予定され、地域の中核を作ったように、BS放送の日本枠7チャンネルの分配に当たっては、地域の知的中心性を回復するために、全国的な視野で配分を考えるべきだ。
2 「私言・直言/BS放送権を地方に配分せよ」 単著タンチョ 平成5年2月 『毎日新聞』朝刊。 放送のチャンネルは稀少資源であり、採算性だけで配分を考えるべきではない。国家の基本構造を設計する視点がから考えなければならない。齋藤守慶『放送が世界を動かす』TBSブリタニカ、1993年4月12日、159-160頁に転載された。
3 「衛星電波の地方配分を」(日本のリストラ/私の設計27) 単著タンチョ 平成5年7月 『日本経済新聞』 衛星放送の電波権をどのように配分するかは、地方分権の国家構造を作るのか、中央集権を維持するのかの重大な分岐点であると論じた。日本経済新聞社編『私の日本改革論』日本経済新聞社、1994年6月に再録された。
4 「時論自論/研究・開発 トップ間で議論を」 単著タンチョ 平成ヘイセイ7年ネン1月ガツ 『日本経済新聞』1995年1月9日(夕刊)。 「R&Dと経営を考えるサマーフォーラム」の第1回会議にあたり、研究開発のマネジメントの重要さを指摘し、これは技術担当の役員のみに任すべき問題ではないと論じた。
5 「知的生産性の向上」 単著タンチョ 平成8年1月 『KPC NEWS』(関西生産性本部)、第23巻通巻282号、9−10頁ページ。 戦後日本における生産性運動は、製造現場の生産性向上では一定の成果を収めたが、知的活動における生産性はまだまだである。研究開発を例に、知的生産性の向上が今後の課題である。
6 「R&D−経営トップの責任」 単著タンチョ 平成8年2月 『R&D News Kansai』(関西電力・総合技術研究所)、第340号、3頁ページ。 研究開発が企業戦略と有機的な連携を持つべきものでなければならないことは当然であるが、逆に技術の動向・研究開発の進展をベースに企業戦略を立てなければ掛け声だけの企業戦略になりかねないことを指摘し、経営トップが研究開発にもっと関心を向けるべきである。
7 「ニュービジネスへの期待」 単著タンチョ 平成8年2月 『That's NB』第99号、1-2頁。 日本経済が真に活力を取り戻すためには、ニュービジネスとそれを担うベンチャー企業が続発しなければならない。そのためにニュービジネス協議会が果たすべき役割について期待を述べた。
8 「就職協定廃止を歓迎する」 単著タンチョ 平成9年4月 『関西経協』(関西経営者協会)第51巻第4号、26-29頁。 就職協定は形骸化さており、企業も大学も、その規定を破り、また実態を知りながら、あたかもそれを守っているかの振りをするのは、教育機関でもある大学にとっても好ましくない。
9 「繁栄の維持/研究と開発がカギ」 単著タンチョ   『毎日新聞』1997年8月10日。 R&Dサマーフォーラムの意義と、議論すべき課題についてまとめた。
10 「学研都市の活用」 単著タンチョ 平成9年7月 『調査季報』大阪市信用金庫、第120号、13-14頁。
関西文化学術研究都市は、都市の概成が終わり、研究都市としての機能を充実すべきステージに入っている。大阪としても、学研都市をうまく利用して、世界的な競争の中で、関西が先導的地位をしめることができるようにしなければならない。
11 「研究開発は世界的視野で」 単著タンチョ 平成10年5月 『KPC News』(関西生産性本部)第27巻通巻310号、1-2頁。 
先端技術における競争は、会社間の小さな競争よりも、ある地域がある先端技術で世界に先駆けることができるかどうかに依存している。このような事情を理解して、会社間の協力を進め、集積の効果を発揮する必要がある。
12 「新産業創造都市への課題」(「めざそう!オリーワン都市」第32回) 単著タンチョ 平成11年4月 『大商ニュース』第797号、1頁ページ。 大阪が新産業を活発に創造する都市となるためには、技術やアイデアなどをもっている人たちを結びつけるコーディネータが必要である。編集者もその一端を担っており、もっとこうした情報の媒介者が集まる仕組みを作りだしていかなければならない。
13 談話「新技術創出へ 壁超え協力を/R&Dサマーフォーラム コーディネーター 塩沢由典・大阪市立大教授に聞く」 単著タンチョ 平成11年8月 『毎日新聞』1999年8月18日朝刊、6段100行。 世界競争において関西は確固とした地位を占めるためには、関西という地域で研究開発に関する共通の理解と政策を作りださなければならない。競争前段階の技術情報はもっと積極的に公開して、地域全体としての研究速度をあげなければならない。
14 インタヴュー「関西経済への提言」 単著タンチョ 平成11年12月 『毎日新聞』999年12月18日朝刊。 21世紀の経済は、ますます文化などソフトな産業の比重が高くなる。関西は、それがもつ文化の厚みをITなど新しい技術に結びつけることで発展しうる。

15 「経営と研究開発/ITとバイオ 技術動向が課題」 単著タンチョ 平成ヘイセイ12年ネン8月ガツ 「言」『毎日新聞』2000年8月19日、顔写真+4段59行。 研究開発のマネジメントにおいて重要なのは、筋のよい研究テーマを設定することである。ITやバイオにおいても、今後の発展動向を見極めていくことが必要だ。
16 「先端技術を支える地域の力」 単著タンチョ 平成12年10月 『BBCC』(次世代通信網実憲協議会報)第21号、2000年秋、11-12頁ページ。 シリコンバレーの例をみればよく分かるように、先端技術は、地域内の蓄積を相互に生かす文化をもつ地域が発展する。
17 「五代友厚方式の提唱」 単著タンチョ 平成12年10月 『KERC』(関西経済研究センター会報)第340号、1頁ページ。 関西で新しいことを始めようとするとき、政府や経済団体の資金がなければなにもできないという反応がある。大商と大証を創設した五代友厚は、有志の資金を集める形で当時の先端的な社会制度を整備した。五代友厚にならい、新事業を有志の力で進める工夫が必要だ。
18 「戦略的研究開発とその担い手」 単著タンチョ 平成12年10月 『KPC News』(関西生産性本部機関誌)第28巻通巻339号、2000年10月1日、1-2頁ページ。  日常的な研究開発に追われていると、技術の大きな流れから外れていまいかねない。バイオでは、ゲノム解析に続くプロテオミックスが課題であり、そうした大きな変化を先導する戦略的思考のできる研究開発の経営者が重要だ。
19 「NPOにもベンチャー精神を」 単著タンチョ 平成12年12月 『日本ベンチャー学会 会報』第ダイ12号ゴウ、1頁ページ。 多数のNPOが出現している。NPOの組織化と運営にも、新しい工夫と冒険が必要であり、ベンチャー・スピリットが必要とされている。
20 「新しい学問研究を目指して(関西ベンチャー学会の目標)」 単著タンチョ 平成13年3月 『生活起点』セゾン総合研究所、2001年3月(通巻34号)、2頁ページ。 日本ベンチャー学会があるのに、地域の学会として関西ベンチャー学会を作る意義と使命はなにかを説明した。ベンチャー振興について、学会には、国や地方政府が担えない役割があることを指摘した。
21 「日亜対中村事件の意味するもの」 単著タンチョ 平成13年10月 『KPCニュース』第ダイ29巻カン,第ダイ10(通巻351)号ゴウ、1-2頁ページ。 中村修二氏と日亜化学の最近の対立の例を引き、中村氏のような独創的研究者に相応の処遇を与えていない日本の研究開発マネジメントの問題点を指摘した。日本の研究開発の人事処遇は、総務部などと同等の思想に基づいて設計されており、研究開発の特殊性を生かすものとなっていない。
  <報告書ホウコクショ>        
1 「小売購買力の地域的分布とその構造」『上堀川商業地域診断書』 単著 昭和ショウワ52年ネン3月ガツ 京都中小企業指導所、44頁ページ。 京都キョウト市域シイキをひとつのひとつの商業ショウギョウ圏ケンとみなしてハフ・モデルを構築コウチクし、それにもどずいて紙カミ堀川ホリカワにショッピングセンターができた場合バアイの影響エイキョウを測定ソクテイした。
2 『京都キョウトの商業ショウギョウと地域チイキ開発カイハツ--京都市キョウトシ広域コウイキ商業ショウギョウ診断シンダン報告書ホウコクショを読ヨんで』 共著キョウチョ 昭和ショウワ60年ネン3月ガツ 京都中小企業指導所、29頁ページ。 京都市キョウトシ中小チュウショウ企業キギョウ指導シドウ所ショの10年ネンに渡ワタる広域コウイキ商業ショウギョウ診断シンダン報告書ホウコクショ(全ゼン10冊サツ)の合評ガッピョウ。司会シカイ 塩沢シオザワ由典ヨシノリ 出席者シュッセキシャ 石原イシハラ武政タケマサ、佐々木厚司ササキアツシ、北沢キタザワ恒彦ツネヒコ。
3 『近畿地域における中小企業の斡旋機能に関する調査研究』 共著キョウチョ 平成ヘイセイ4年ネン7月ガツ 産業研究所ケンキュウショ 調査委員会座長として、調査の全体設計および報告書の取りまとめにあたった。
4 『新しい価値創造を目指して/多元的生産性への取り組み』 共著キョウチョ 平成ヘイセイ7年ネン3月ガツ 関西生産性本部、56頁。 ワーキンググループのヒアリングに応じ、これからの生産性運動の役割についてアドヴァイスした(17-25頁)。

5 『関西圏における空洞化対策検討調査』 共著キョウチョ 平成ヘイセイ8年ネン3月ガツ 国土庁・京都市・大阪市・神戸市、161頁。 調査委員の一人として調査の設計に参画。
6 『新しい生産性運動の方向と推進』 共著キョウチョ 平成ヘイセイ8年ネン3月ガツ 関西生産性本部、10頁。
「新生産性運動」ワーキンググループの座長として、関西生産性本部創立40周年を迎えるための運動の新方向策定を指導した。
7 『高コスト構造改革に向けて:労使の挑戦』 共著キョウチョ 平成ヘイセイ9年ネン4月ガツ 関西生産性本部、52頁。 専門委員会副委員長・コーディネータとして、答申の方向策定と調整にあたった。
8 『地域における新規産業創造のための技術開発のあり方について(中間とりまとめ)』 共著キョウチョ 平成ヘイセイ9年ネン5月ガツ 産業技術審議会地域研究ケンキュウ部ブ会、72頁ページ。 産業技術審議会地域技術委員会委員として、「学研都市の現状と課題」(補論10、報告書70頁)の意見発表および全体討論に参加した。
9 『近畿地域における起業家創造システムに関する調査研究』 共著キョウチョ 平成ヘイセイ9年ネン3月ガツ 近畿通商産業局、56+4頁。 調査委員会委員長として全体構想を指導した。
10 『起業を担う人材の育成システムに関する調査研究/支援人材育成プログラムの検討』 共著キョウチョ 平成ヘイセイ10年ネン3月ガツ 近畿通商産業局、37頁。
調査委員会委員長として調査の設計と報告書の構成を指導した。
11 『関西におけるベンチャー企業の現状と振興策に関する調査』 共著キョウチョ 平成ヘイセイ11年ネン3月ガツ 関西産業活性化センター1999年3月。 調査に関するアドヴァイザーの一人として調査の設計と結果の評価に貢献した。
12 『ディジタルエコノミーの進展と関西の産業競争力・起業活動に関する研究』 共著キョウチョ 平成ヘイセイ13年ネン5月ガツ 関西社会経済システム研究所、128頁。 研究会主査として、研究会の構成・研究調査の設計、ヒヤリングにあたるとともに、第1章「総括」(1-23頁)の執筆を担当した。
  <寄ヨ書等>        
1 "On the Substitution Theorems" 単著タンチョ 昭和50年4月 京都大学数理解析研究所,Technical Report RIMS-182、pp.1-32. 複数フクスウ技術ギジュツが存在ソンザイしても、単純タンジュン生産セイサンであり、それらが閉トじた集合シュウゴウであるならば、非ヒ代替ダイタイ定理テイリが成ナり立タつことを証明ショウメイした。
2 "Durable Capital Goods and their Valuation"  単著タンチョ 昭和50年9月 京都大学経済研究所、 Discussion Peper Series KIER 91, pp.1-39. 複数技術が存在しても、それらが単純タンジュンであるならば、耐久タイキュウ資本財シホンザイの存在ソンザイにおいても非代替定理が成り立つことを証明した。
3 「暴力とむかいあう政治思想」 単著タンチョ 昭和50年10月 『思想の科学』臨時増刊号、第53号(第6次、通巻261号)。 内ウチゲバにいたる組織ソシキ論理ロンリとそれを抑制ヨクセイする考カンガえ方カタについて考察コウサツした。
4 「イデオロギーについて」 単著タンチョ 昭和50年11月 『思想の科学』第54号(第6次、通巻262号)、72−84頁 イデオロギーを他タ者シャの誤アヤマった観念カンネン体系タイケイ中ナカとしてでなく、みずからもそれを生イきるものとして捕トらえなおそうとした試ココロみ。河野健二によって『朝日新聞』 論壇回顧1975年ベスト5に選エラばれた。
5 "Okishio's Marxian Theorem Generalised" 単著 昭和51年4月 京都大学経済研究所、 Discussion Paper Series KIER 96, pp.1-10. マルクスの搾取サクシュ理論リロンの核カクとなる置オ塩シオの定理テイリの拡張カクチョウ。
6 「アルチュセールにおける科学論の意味」   単著タンチョ 昭和51年2月 アルチュセール『科学者のための哲学講義』福村出版。 アルチュセール『科学者のための哲学講義』への訳者解説、pp.197-212。科学カガクの3つの大陸タイリクというアルチュセールの考カンガえを紹介ショウカイした。
7 スラッファ--ひと・分配ブンパイ・認識ニンシキ 単著タンチョ 昭和ショウワ51年ネン12月ガツ 『経済ケイザイセミナー』第ダイ263号ゴウ63−73頁ページ。 副題フクダイの示シメすように、人物ジンブツ、分配ブンパイの考カンガえ方カタ、経済学ケイザイガクの認識ニンシキ論ロンからスラッファを紹介ショウカイした。
8 "Total Variation of a Function and its Transversal Decomposition" 単著タンチョ 昭和52年3月 京都大学経済研究所、 Discussion Paper Series KIER104, pp.1-13. 横断オウダン数スウの積分セキブンが全ゼン変動量ヘンドウリョウに等ヒトしくなることを証明ショウメイした。
9 "Asymptotic Behavior of Perturbed Iterationes :  the Case of Non-negative Irreducible and Primitive Matrices" 単著タンチョ 昭和52年5月 京都大学経済研究所、 Discussion Paper Series KIER107. pp..1-11. 分解ブンカイ不能フノウな任意ニンイの非負正方セイホウ行列ギョウレツを多種類タシュルイとった積セキも、漸近ゼンキン的テキにみれば一定イッテイのベクトルの延長エンチョウ上ジョウに近チカづくことを証明ショウメイした。
10 「数学者のための経済学入門」 単著タンチョ 昭和ショウワ52年ネン11月ガツ 『現代数学』第10巻第7号(通巻121号) 、45−50頁ページ。 数学スウガクの素養ソヨウのある人ヒトたちに、経済学ケイザイガクにもおもしろい数学スウガク問題モンダイがあること知シってもらうために書カかかれた。生産セイサン的テキな技術ギジュツ体系タイケイのもとに価値カチベクトルが定義テイギできることなどを紹介ショウカイした。
11 「ロンカッリア『スラッファと経済学ケイザイガクの革新カクシン』」 単著タンチョ 昭和ショウワ52年ネン11月ガツ 『国民コクミン経済ケイザイ』(国民コクミン経済ケイザイ研究ケンキュウ協会キョウカイ)第ダイ138号ゴウ、31−44頁ペ。 ロンカッリアの本ホンに対タイする書評ショヒョウ。内容ナイヨウ紹介ショウカイではなく、ロンカッリアのスラッファ解釈カイシャクに対タイして、書評ショヒョウ者シャのスラッファ理解リカイを対置タイチした。
12 「商人ショウニンたちのパリ」 単著タンチョ 昭和ショウワ53年ネン3月ガツ 『思想の科学』第ダイ88号ゴウ(通巻ツウカン296号ゴウ)、31−39頁ページ。 「商人ショウニン」特集トクシュウにあたり、パリの裏ウラを支ササえる商人ショウニンたちの毎日マイニチを紹介ショウカイした。
13 "Non-Simultaneous Mark-up Pricing Process"  単著タンチョ 昭和53年5月 京都大学経済研究所、Discussion Paper Series KIER125、pp.1-19. 全産業ゼンサンギョウでマークアップが同時ドウジに行オコナわれるとき、希求キキュウ水準スイジュンに矛盾ムジュンがあればインフレーションが起オこる。本ホン論文ロンブンでは、各カク産業サンギョウが個別コベツに価格カカク調整チョウセイする場合バアイにも、同様ドウヨウの過程カテイが生ウまれることを証明ショウメイした。
14 連載「経済数学まぜあわせ」1「既約非負行列の定義さまざま」〜「べーム=バヴェルクの価値理論」 単著タンチョ 昭和ショウワ53年ネン5月〜昭和54年7月 『Basic 数学』第11巻第6号(通巻132号)9-13頁ページ、第ダイ7号ゴウ(133号ゴウ)23−27頁ページ、第ダイ8号ゴウ(134号ゴウ)44−48、第ダイ9号ゴウ(135号ゴウ)45−50頁ページ、第ダイ10号ゴウ(136号ゴウ)25−29頁ページ、第ダイ11号ゴウ(137号ゴウ)28−33頁ページ、第ダイ12号ゴウ(138号ゴウ)28−32頁ページ、第12巻第ダイ1号ゴウ(139号ゴウ)44−49頁ページ、第ダイ3号ゴウ(141号ゴウ)41−45頁ページ、第ダイ5号ゴウ(143頁ページ)56−70頁ページ、第7号(通巻145号)66−70頁ページ。 主シュとして経済ケイザイ学部ガクブ学生ガクセイや数学スウガク科カの学生ガクセイ向ムけに、数理スウリ経済学ケイザイガクから適当テキトウなトピックスを選エラんで紹介ショウカイした。毎回マイカイ読ヨみきり形式ケイシキの連載レンサイ。
15 不況フキョウの理論リロンとスラッファの原理ゲンリ 単著タンチョ 昭和ショウワ53年ネン12月ガツ 『経済ケイザイセミナー』第ダイ287号ゴウ48−57頁ページ。 生産量の増大を制約しているのは、費用の増加ではなく、売れ行きの不足のためであるというスラッファの基本的な考え方から不況フキョウの理論リロンを組クみ立タてなおす構想コウソウを示シメした。
16 「多国籍企業の日本市場参入−−プロクター&ギャンブルの場合」 単著タンチョ 昭和54年1月 京都大学経済研究所ディスカッション・ペーパー、KIER7801、1−83頁ページ。 多国籍タコクセキ企業キギョウの日本ニホン市場シジョウ参入サンニュウの事例ジレイとして、P&Gとそれ迎ムカえ撃ウった花王カオウとライオンの対応タイオウを調査チョウサした。
17 「ケインズ第一公準の帰結」 単著タンチョ 昭和55年3月 『経済セミナー』第302号、68−76頁ページ。 古典派コテンハの二フタつの公準コウジュンの内ウチ、ケインズが受ウけ入イれた第一ダイイチ公準コウジュンの問題モンダイ点テンを指摘シテキした。
18 「戦後日本の技術革新と戦時動員」 単著タンチョ 昭和55年3月 京都大学経済研究所ディスカッション・ペーパーKIER7906、1−17頁ページ。 戦後センゴ日本ニホンの経済ケイザイ成長セイチョウを技術ギジュツ的テキに準備ジュンビしたものとしての戦時センジの技術ギジュツ動員ドウインとその効果コウカについて聞き取キキトりを中心チュウシンに調査チョウサした。
19 「剰余価値の秘密」 単著タンチョ 昭和55年7月 『経済学批判』第8号、61−74頁ページ。 マルクス価値カチ論ロンが内包ナイホウする「説得的セットクテキな効果コウカ」について考察コウサツした。
20 連載「経済学あと・らんだむ」(1)「なまけ思考の方法」〜(7)優勝者ユウショウシャの条件ジョウケン 単著タンチョ 昭和ショウワ55年4月〜10月 『経済セミナー』第303号、〜第309号。 主シュとして経済ケイザイ学部ガクブの学生ガクセイ向ムけに身近ミヂカな経済ケイザイの話題ワダイを取トり上アげ、その背後ハイゴにある経済ケイザイ論理ロンリについて解説カイセツを試ココロみた。
21 「好スき嫌キラいの期待値キタイチ」 単著タンチョ 昭和ショウワ55年10月 『思想シソウの科学カガク』123号ゴウ(通巻ツウカン331号ゴウ)28−34頁ペ。 特集トクシュウ「好スき嫌キラい」への寄稿キコウ。数学スウガクの各カク話題ワダイに関カンする私ワタシ自身ジシンの好スき嫌キラいについて書カいた。
22 「政策科学の矛盾−−経済学の責任概念』 単著タンチョ 昭和56年2月 『思想の科学』第128号(第6次、 通巻336号)、臨時増刊。 ある政策セイサクを実施ジッシしようとするとき遭遇ソウグウするさまざまな困難コンナンや偶然グウゼンに対タイし、政策セイサク科学カガクはどうがんが絵エるべきなのか。理論リロンにはこれらの困難コンナンをも内包ナイホウする論理ロンリを構築コウチクしなければならないと論ロンじた。
23 「現代経済学の主要問題」 共著キョウチョ 昭和57年6月 『経済セミナー』第329号。 塩沢シオザワ由典ヨシノリの問題モンダイ提起テイキ「経済学ケイザイガク4つの基本キホン問題モンダイ」(『経済ケイザイセミナー』第ダイ328号ゴウ72−80頁ペ)に関カンする林敏彦・猪木武徳と塩沢シオザワの3人ニンによる座談会ザダンカイ。塩沢シオザワは、新古典シンコテン派ハ経済学ケイザイガクが収穫シュウカク逓減テイゲンを前提ゼンテイしていること煮ニたいし、逆ギャクの収穫シュウカク逓増テイゾウを問題モンダイにすべきことなどを主張シュチョウした。
24 「『確率論』からみたケインズ」 単著タンチョ 昭和58年4月 『経済セミナー』別冊「ケインズ生誕100年」76−82頁ペ。 ケインズ『確率論カクリツロン』の意図イト・意義イギ・限界ゲンカイについて概説ガイセツした。
25 座談会ザダンカイ「ケインズ--この錯綜サクソウせるもの」 共著キョウチョ 昭和ショウワ58年ネン4月ガツ 『経済セミナー』別冊「ケインズ生誕100年」178-192頁ペ。 西部ニシベ邁スグル・佐藤サトウ光ヒカル・塩沢シオザワ由典ヨシノリの3人ニンによるケインズとケインズ経済学ケイザイガクに関カンする座談会ザダンカイ。それぞれのケインズとの出会デアい、かかわり、経済学ケイザイガクへの取トり組クみ方カタなどについて話ハナし合アった。
26 「諸学問の数学化−−経済学を例として」 共著キョウチョ 昭和58年3月 齋藤正彦・廣瀬健・森毅編『数学と現代』(『数学セミナー』増刊、『シンポジウム数学5』)日本評論。 諸学問ショガクモンの数学スウガク化カの事例ジレイとして経済学ケイザイガクの歴史レキシを取トり上アげ、塩沢シオザワがまず、全体ゼンタイの報告ホウコクをした。その後アト、柄ガラ谷タニ行イ人ヒト、馬場ババ禮レイ子コ、森モリ毅ツヨシ、広瀬ヒロセ健ケンなどを交マジえた座談会ザダンカイが持モたれた(56-91頁ペ)。
27 「分析方法からみたマルクスの現代性−−新古典派110年の反省の上に立った古典派の再読」 単著タンチョ 昭和59年5月 『経済セミナー』第352号、46−52頁ページ。 1983年ネンの理論リロン計量ケイリョウ経済ケイザイ学会ガッカイ全国ゼンコク大会タイカイにおける「マルクス、シュンペーター、ケインズの経済学ケイザイガクと現代ゲンダイ」における塩沢シオザワ報告ホウコクを基礎キソに書カき直ナオしたもの。マルクスの分析ブンセキの現代性ゲンダイセイをどこになるべきか論ロンじた。
28 「現代古典派の経済学」 単著タンチョ 昭和60年5月 『経済セミナー』第364号、16−19頁ペ。 スラッファを始祖シソとする現代ゲンダイ古典コテン派ハの基本的キホンテキな主張シュチョウを紹介ショウカイした。
29 「経済学はどんな数学を必要とするか」 単著タンチョ 昭和60年10月 『数学セミナー』第24巻第10号(通巻287号)、6-7頁ペ。 経済学ケイザイガクに必要ヒツヨウな数学スウガクというと各種カクシュの最適化サイテキカ問題モンダイが連想レンソウされるが、経済学ケイザイガクには線形センケイ代数ダイスウが重要ジュウヨウであり、加クワえて物理的ブツリテキセンスに相当ソウトウする経済的ケイザイテキセンスが必要ヒツヨウである。
30 「経済学の夢は数学」森毅編 単著タンチョ 昭和61年6月 『数学近未来』培風館 経済学ケイザイガクは数学スウガク化カによって進歩シンポしてきたが、いまや経済学ケイザイガクの必要ヒツヨウとしている数学スウガクは微分ビブン方程式ホウテイシキや確率カクリツ論ロンではない。決定論ケッテイロン・確率論カクリツロンを超コえる新アタラしい世界観セカイカンに立タつ数学スウガク(証明ショウメイの付ツかない数学スウガク)を必要ヒツヨウとしているのではないかという考カンガえを述ノべた。
31 「マルクス経済学の作風−−宇野弘蔵と経済学の現在」 単著タンチョ 昭和61年9月 『思想』第747号、17−35頁ペ。 宇野ウノ弘蔵コウゾウへのオマージュであるとともに、その全体構想に対する批判でもある。宇野ウノにおいては、資本シホン主義シュギの理論リロンが一度イチド限カギりに成立セイリツして、現実ゲンジツ経済ケイザイの進化シンカや深化シンカから認識ニンシキが深フカまり、その結果ケッカ、理論リロンの構造コウゾウが変化ヘンカし、深化シンカする可能性カノウセイが排除ハイジョされている。
32 「経済学部の数学」 単著タンチョ 昭和62年1月 『Basic数学』第20巻第1号(通巻235巻)、19-22頁ペ。 経済学を学ぶにあたって必要となる数学は、工学部・理学部などの数学とはかなり領域・内容が異なること、そのため経済学部では数学教育に特別の工夫が必要となることを述べた。
33 「辞書と日本語のプラグマティクス」 単著タンチョ 昭和62年2月 『思想の科学』第86号(通巻423号)、67-77頁ペ。 特集トクシュウ「理想リソウの日本語ニホンゴ辞典ジテン」に合アわせて、日本語ニホンゴ辞典ジテンはいかに構成コウセイされるべきか、一イチ利用者リヨウシャとして構想コウソウを述ノべた。
34 「私の愛した数学」 単著タンチョ 昭和62年4月 『数学セミナー』第26巻第4号(通巻305号)、59頁ペ。 私ワタシが学生ガクセイ時代ジダイに好スきだったのは、きわめて形式ケイシキ化カされた数学スウガクだった。経済学ケイザイガク者シャとなったいま取トり組クんでいるのは、形式化ケイシキカの対極タイキョクにある問題モンダイである。
35 「経済学と人間」 単著タンチョ 昭和62年5月 『こころの科学』第13号、8−13頁ペ。 経済ケイザイ的テキ判断ハンダンはかならずしも最適化サイテキカでなされていない。刺激シゲキ反応ハンノウパラダイムを越コえるところに経済ケイザイ行動コウドウを解析カイセキする手テがかりがlあるかも知シれない。
36 連載「歩行と思索」(1〜12) 単著タンチョ 昭和ショウワ61年11月〜昭和ショウワ63年11月 『現代思想』第14巻第11号、〜第16巻第13号、見開ミヒラき各カク2頁ペ。 イギリス滞在中タイザイチュウに読ヨんだ本ホンの感想カンソウなどを紹介ショウカイした。
37 「経済学のすすめ」 単著タンチョ 昭和63年4月 『経済学雑誌』第89巻別冊(�T)、106-115頁ペ。 新入生シンニュウセイ向ムけの大学ダイガク生活セイカツへの案内アンナイ。受験生ジュケンセイ意識イシキを捨スて、自分ジブンで勉強ベンキョウ目標モクヒョウを立タてることを勧ススめた。
38 「論理・直観・ひらめき」 単著タンチョ 昭和63年5月 『数学セミナー』第313号、16−20頁ペ。 数学スウガクにおいて論理ロンリ的テキに理解リカイすることと直観チョッカンとは対立タイリツするものではなく、相互ソウゴに助タスけ合アうものであう。ひらめきは、その相互ソウゴ作用サヨウから生ウまれる。
39 座談会ザダンカイ「熟年ジュクネン院生インセイ、わが経済学ケイザイガクを語カタる」 共著キョウチョ 昭和ショウワ63年ネン7月ガツ 『経済ケイザイセミナー』402号ゴウ、119-127頁ペ。 大阪オオサカ市立シリツ大学ダイガク大学ダイガク院イン経済学ケイザイガク研究ケンキュウ科カにおける特別トクベツ選抜センバツ制度セイド(通称ツウショウ「熟年ジュクネン大学ダイガク院イン」)の第ダイ1期生キセイたちの座談会ザダンカイ。出席者シュッセキシャは、北沢キタザワ恒彦ツネヒコ・中沢ナカザワしとみ・中島ナカジマ昭アキラ・浜崎ハマザキ定吉サダキチ。塩沢シオザワは、この制度セイドの提案者テイアンシャの一人ヒトリであり、座談会ザダンカイの司会シカイを務ツトめた。
40 「ペレストロイカの経済学」 単著タンチョ 昭和ショウワ63年12月〜平成ヘイセイ元ゲン年ネン3月 『思想の科学』(第7次)第111号26−35頁ペ、第ダイ112号ゴウ106-115頁ペ、113号ゴウ114-123頁ペ、114号ゴウ120-129頁ペ。 ゴルバチョフの下モトで進行シンコウしていたペレストロイカについて、主シュとして経済ケイザイ面メンから、なにが問題モンダイでなにを目指メザしているのか説明セツメイした。
41 「文化都市大阪の課題」 単著タンチョ 昭和63年10月 『RIRI流通産業』第ダイ20巻カン第ダイ10号ゴウ(通巻ツウカン168号ゴウ)、31-32頁ペ。 今後コンゴの経済ケイザイにおいて文化ブンカの持モつ意義イギは大オオきい。大阪オオサカは、もっと文化ブンカを発信ハッシンする都市トシにならなければ、高コウ付加フカ価値カチ経済ケイザイを支ササえていくことができないことを指摘シテキした。
42 「マルクスとペレストロイカ」 単著タンチョ 平成1年7月 『経済セミナー』第414号、45−49頁ペ。 アナキスト経済学ケイザイガク者シャとマルクス正統派セイトウハ(ボルシェビキ)経済学ケイザイガク者シャおよび古典コテン経済学ケイザイガク者シャの3人ニンによるペレストロイカの意義イギと可能性カノウセイをめぐる架空カクウ鼎談テイダン。
43 「自信のある学生を採りたい−−大阪市立大学経済学部の自己推薦入試」 単著タンチョ 平成1年9月 『大学進学研究』第11巻第3号、16−19頁ペ。 大阪オオサカ市立シリツ大学ダイガク経済ケイザイ学部ガクブで実施ジッシしている自己ジコ推薦スイセン入試ニュウシについて、その概要ガイヨウと意図イトを説明セツメイした。
44 「数学の最大化・経済学の最大化」 単著タンチョ 平成1年10月 『数学セミナー』第28巻第10号(通巻335号)、42−43頁ペ。 経済学ケイザイガクでは最適化サイテキカ問題モンダイを解トく以前イゼンの問題モンダイがある。目的モクテキ関数カンスウがあいまいで、かつ多義的タギテキである。対象タイショウが制御セイギョ可能カノウかどうかについても検討ケントウの必要ヒツヨウがあることを紹介ショウカイした。
45 「21世紀セイキの世界セカイを変カえる東欧トウオウの改革カイカク」 単著タンチョ 平成ヘイセイ2年ネン1月ガツ 『エコノミスト』第68巻1号ゴウ(通巻ツウカン2880号ゴウ)、58-63頁ペ。 3極キョク構造コウゾウをなす世界セカイ経済ケイザイの第ダイ2梯カケハシ団ダンとしてのアジア・東欧トウオウ・ラテンアメリカについて概観ガイカン、東欧トウオウの経済ケイザイ改革カイカクの今後コンゴを展望テンボウした。
46 「都留重人をめぐるティータイム」 単著タンチョ 平成2年3月 『思想の科学』第126号(第7次)(通巻463号)、9−16頁ペ。 ある経済ケイザイ学部ガクブにおける3人ニンの経済学ケイザイガク者シャの偶然グウゼンの会話カイワというスタイルで、都留ツル重人シゲトを現在ゲンザイの世代セダイがどう受ウけ止トめているかをフィクションとして示シメした。
47 「経済学における理論と現実」 単著タンチョ 平成2年4月 『経済セミナー』第432号、6-13頁ペ。 経済学が現実ゲンジツから切キり離ハナされてしまっている現状ゲンジョウを概説ガイセツし、理論リロンと現実ゲンジツとの関係カンケイを復活フッカツさせるに必要ヒツヨウな方向ホウコウについて述ノべた。
48 「経済学ケイザイガクもおもしろい」 単著タンチョ 平成ヘイセイ2年ネン4月ガツ 『経済学ケイザイガク雑誌ザッシ』第ダイ91巻カン別冊ベッサツ、29-34頁ペ。 新入生シンニュウセイ向ムけ講義コウギ「国民コクミン経済ケイザイ」への導入ドウニュウとして、いま経済ケイザイに注目チュウモクが集アツまっているが、経済学ケイザイガクにもおもしろい話題ワダイがたくさんあることを紹介ショウカイした。
49 「21世紀へ もっと文化の奥行きを耕せ」 単著タンチョ 平成2年8月 『エコノミスト』第68巻第34号 (通巻2913号)、77頁ペ。 特集トクシュウ「いま、関西カンサイがおもしろい」における寄稿キコウ。文化ブンカの厚アツみを生イかして、今後コンゴの産業サンギョウ形成ケイセイを考カンガえるべきことを論ロンじた。
50 「生涯学習時代の大学」 単著タンチョ 平成ヘイセイ3年ネン10月ガツ 『経済セミナー』通巻441号、11-14頁ペ。 大阪オオサカ市立シリツ大学ダイガク経済ケイザイ学部ガクブの第ダイ2部ブにおける実情ジツジョウを紹介ショウカイし、社会シャカイ人ジンが大学ダイガクで学マナびなおす意義イギを説トいた。
51 「マルクス主義」 単著タンチョ 平成3年3月 『戦後史大事典』三省堂、858-860頁ペ。 辞書ジショの項目コウモク担当タントウ。戦後センゴ日本ニホンのマルクス主義シュギを、思想シソウ、政治セイジと運動ウンドウ、哲学テツガクと社会シャカイ科学カガク、マルクス主義シュギの危機キキ、反省ハンセイと再生サイセイの試ココロみの5点テンにわたって概観ガイカンした。
52 対談「マルクス主義のバランスシート」 共著キョウチョ 平成ヘイセイ3年ネン7月ガツ 『思想の科学』第ダイ142号ゴウ(通巻ツウカン469号ゴウ)、4-35頁ペ。 塩沢由典と藤田省三による特集トクシュウ「マルクス主義シュギのバランス・シート」の巻頭カントウ対談タイダン。マルクス主義シュギの現状ゲンジョウを踏フまえ、いまどう考カンガえるかを話ハナし合アった。司会シカイ:鶴見ツルミ俊輔シュンスケ、記録キロク:佐々木ササキ元ゲン。
53 「大学と企業の教育力」 単著タンチョ 平成4年9月 『思想の科学』第156号(通巻493号)、12-15頁ペ。 大学ダイガクの教育キョウイク力リョクが次第シダイに低下テイカしてきたのに対タイし、企業キギョウまだ高タカい教育力キョウイクリョクを発揮ハッキしている。この状態ジョウタイは今後コンゴも長ナガくつづくと見ミてよいであろうか、疑問ギモンを投ナげかけた。
54 「負の遺産を受け継ぐこと」 単著タンチョ 平成4年9月 窓社編集部編『批評『左翼の滅び方について』』(窓ブックレット6)窓社、37-44頁ペ。 関セキ廣野ヒロノの論文ロンブン「左翼サヨクの滅ホロび方カタ」に対タイする感想カンソウを問トわれ書カいた。方向ホウコウとしての趣旨シュシに賛成サンセイするものの、断罪ダンザイする文体ブンタイに違和感イワカンがあることを論ロンじた。
55 Economic Behaviours in a Complex System 単著タンチョ 平成ヘイセイ4年ネン9月ガツ 『主体シュタイを含フクむ複雑系フクザツケイの数理スウリモデル』(数理スウリ解析カイセキ研究所ケンキュウショ講究コウキュウ録ロク809)、京都キョウト大学ダイガク数理スウリ解析カイセキ研究所ケンキュウショ、76-87頁ペ。 複雑フクザツな経済ケイザイの中ナカで限界ゲンカイある合理性ゴウリセイしか持モたない人間ニンゲンは、どのようにして行動コウドウしているのか。それはいかなる枠組ワクグみにより捉トラえられるのか。定型テイケイ行動コウドウの典型テンケイ例レイを古代コダイ農業ノウギョウの農作業ノウサギョウを例題レイダイとして論ロンじた。
56 「流通問題としての市場経済化」 単著タンチョ 平成4年10月 『RIRI流通産業』第24巻第10号(通巻216号)、3-8頁ペ。 旧キュウソ連レン・東欧トウオウにおける市場シジョウ経済ケイザイ化カの重要ジュウヨウ課題カダイが流通リュウツウ経済ケイザイの復活フッカツであることを紹介ショウカイ、逆ギャクにそこから現代ゲンダイの流通リュウツウが前提ゼンテイとしているものが見ミえてくると論ロンじた。
57 「私の新・資本主義論」 単著タンチョ 平成4年11月 『日本経済新聞』11月30日朝刊。  明治メイジ日本ニホンは、帝国テイコク大学ダイガクを書カく地方チホウに作ツクる構想コウソウを当初トウショから持モっていた。現在ゲンザイの日本ニホンには、知的チテキインフラを整備セイビする基本キホン構想コウソウが欠カけていることを指摘シテキした。
58 「ジョーン・フォン・ノイマン」 単著タンチョ 平成5年3月 『エコノミスト』(エコセミナー世界の経済学者/12)第71巻第13号、98-99頁。 J.ノイマンの短ミジカい伝記デンキと彼カレの経済学ケイザイガクの紹介ショウカイ。
59 「都市トシの教育キョウイク力リョクと生涯ショウガイ教育キョウイク」 単著タンチョ 平成ヘイセイ5年ネン4月ガツ 『市政シセイ研究ケンキュウ』(大阪オオサカ市政シセイ調査チョウサ会カイ)第ダイ99号ゴウ、36-43頁ペ。 「京キョウの昼ヒル寝ネ」ということわざがあるように、都市トシは大オオきな教育キョウイク力リョクを持モっていた。生涯ショウガイ教育キョウイクが叫サケばれる現在ゲンザイ、もう一度イチド、都市トシはその教育力キョウイクリョクに注目チュウモクしなければならない。
60 「数理経済学」 単著タンチョ 平成ヘイセイ5年ネン4月ガツ 『数学セミナー』第32巻第4号(通巻379号)、36-37頁ペ。 新入学シンニュウガク生ショウ向ムけに数学スウガクの一イチ分野ブンヤとしての数理スウリ経済学ケイザイガクを紹介ショウカイした。
61 「経済現象における可逆と非可逆」 単著タンチョ 平成5年7月 『数理科学』第31巻第7号(通巻361号) 経済ケイザイ現象ゲンショウはとうぜん非ヒ可逆カギャクと考カンガえられやすいが、知識チシキの非ヒ可逆カギャク的テキな変化ヘンカなどを除ノゾいては、統計トウケイ的テキに非ヒ可逆カギャク性セイを示シメすものは少スクないことなどを注意チュウイした。
62 「ウィリアム・アーサー・ルイス」 単著タンチョ 平成5年7月 『エコノミスト』(エコセミナー世界の経済学者/28)第71巻第31号ゴウ、98-99頁。 開発カイハツ経済学ケイザイガクの始祖シソの一人ヒトリとしてのA.ルイスの業績ギョウセキの紹介ショウカイ。
63 「時評」 単著タンチョ 平成ヘイセイ5年ネン10月ガツ〜平成ヘイセイ6年ネン9月ガツ 『エコノミスト』第71巻第44号(通巻3088号)、〜第72巻第38号(通巻3136号)。 『エコノミスト』における4週シュウごとの経済ケイザイ時評ジヒョウ。日本ニホンの情報ジョウホウ構造コウゾウを変カえること、地方チホウの時代ジダイに考カンガえるべきことなどを論ロンじた。
64 「経済学の巨人/ノイマン」 単著タンチョ 平成ヘイセイ5年ネン10月ガツ 『日本経済新聞』(6回連載)1993年10月13・14・15・18・19・20日。 数学スウガク、物理学ブツリガク、コンピュータなどに広範コウハンな業績ギョウセキを残ノコしたノイマンを多面的タメンテキに紹介ショウカイ、経済学ケイザイガクでのゲームの理論リロンと線形センケイ経済学ケイザイガクへの貢献コウケンを紹介ショウカイした。日本ニホン経済ケイザイ新聞社シンブンシャ編ヘン『現代ゲンダイ経済学ケイザイガクの巨人キョジンたち』(平成ヘイセイ6年ネン2月ガツ)に再録サイロクされた。
65 「アルフレッド・マーシャル」 単著タンチョ 平成ヘイセイ5年ネン10月ガツ 『エコノミスト』(エコセミナー世界の経済学者/41)第71巻第45号(通巻3089号)、98-99頁ペ。 シュンペータの断続ダンゾク的テキ発展ハッテンとはことなり、連続的レンゾクテキな経済ケイザイ発展ハッテンに注目チュウモクしていたマーシャルを紹介ショウカイ。
66 「反復の魔術−−山田盛太郎『日本資本主義分析』」 単著タンチョ 平成ヘイセイ5年ネン11月ガツ 『思想の科学』通巻506号。 山田ヤマダ盛モリ太郎タロウの文体ブンタイの秘密ヒミツの分析ブンセキを試ココロみた。
67 「さあ、優雅な没落を準備しよう」(原題:幸運な条件は終わった) 単著タンチョ 平成5年12月 『エコノミスト』第71巻第52号(通巻3096号)、68-73頁ペ。 後追アトオいで高度コウド成長セイチョウする時代ジダイはすでに終オわっている。4〜5パーセントなどという高タカい成長セイチョウ率リツを期待キタイせずに、むしろ低成長テイセイチョウのなかで、生活セイカツ自体ジタイを充実ジュウジツさせていくことが重要ジュウヨウであることを主張シュチョウした。
68 「マスコミ評論」 単著タンチョ 平成ヘイセイ6年ネン2月ガツ〜平成ヘイセイ7年ネン12月ガツ 『イグザミナー』通巻77号〜通巻99号。 隔月カクゲツ、後ノチに3ヶ月ゲツごとに、「地方の論壇を育てよう」そのほかのテーマで、大阪オオサカから見ミたマスコミの問題モンダイについて論ロンじた。
69 「経済学の旅に出よう」 単著タンチョ 平成ヘイセイ6年ネン4月ガツ 『経済セミナー』通巻471号、15-19頁ペ。 大学ダイガクでの講義コウギは地図帳チズチョウのようなものである。各自カクジが自分ジブンの旅行リョコウ計画ケイカクを立タてて旅タビにでるつもりが必要ヒツヨウであると指摘シテキした。
70 「ブック・ガイド/経済学を読む」 単著タンチョ 平成ヘイセイ6年ネン6月ガツ 『経済学がわかる。』AERA Mook 1、朝日新聞社、190-200頁ペ。 経済学ケイザイガクの諸ショ分野ブンヤで薦ススめられる本ホンを、その本ホンを読ヨんで得エられる知識チシキの償却ショウキャク期間キカンによりABCに分ワけて紹介ショウカイした。
71 「不思議なことがいっぱい」 単著タンチョ 平成ヘイセイ6年ネン10月ガツ 『思想の科学』第8次21号(通巻517号)1994年10月、15-17頁ペ。 コラッツの予想を例として、算数の知識で分かるやさしい数学問題でありながら、いまだ解けていない問題があることを紹介した。
72 座談会「「混沌」の時代の社会科学」 共著キョウチョ 平成ヘイセイ6年ネン11月ガツ 京都精華大学出版会編『リベラリズムの苦悶』阿吽社、1994年11月。 ウォーラスタインを巡メグる座談会ザダンカイ。塩沢シオザワは、ウォラースタインには大オオきな枠組ワクグみが最初サイショにあって、その枠組ワクグみにあらゆる事実ジジツをぶち込コんでいる傾向ケイコウがあると主張シュチョウした。
73 「ミクロ経済学を第二水準で理解する」 単著タンチョ 平成ヘイセイ7年ネン6月ガツ 『経済セミナー』、第485号、6-11頁ペ。 経済ケイザイ学部ガクブ生セイならだれでも理解リカイしなければならないミクロ経済学ケイザイガク。ただ、その論理ロンリが一通ヒトトオり分ワかるだけでは完全カンゼンとはいえない。なぜ、ある前提ゼンテイが置オかれなければならないのか。それは経済ケイザイの現実ゲンジツなのか、それとも理論リロンの必要ヒツヨウなのか。こうした第ダイ2水準スイジュンでの理解リカイができて、真シンの意味イミでミクロ経済学ケイザイガクを消化ショウカしたといえる。
74 「最初の講義 大学ってなにをするところ?」 単著タンチョ 平成7年4月 『超・入門 経済学』(『経済セミナー増刊』)、26-30頁ペ。 大学ダイガク教育キョウイクにおいては自己ジコ教育キョウイクが基本キホンであること、講義コウギは学問ガクモン全体ゼンタイへの見取ミトり図ズとしして利用リヨウすべきこと、ひとつの学問ガクモンを攻略コウリャクするには忍耐ニンタイと努力ドリョクも必要ヒツヨウであることを説明セツメイした。
75 「現物経済の発想からの転換を−−阪神大震災から考える−−」(同時代) 単著タンチョ 平成7年5月 『RIRI流通産業』第27巻第5号(通巻247号) 阪神ハンシン大震災ダイシンサイのときには、災害サイガイ時ジの救援キュウエン物資ブッシがむしろ混乱コンランを増強ゾウキョウしたこと、高度コウドな生活セイカツ文化ブンカの時代ジダイにおいては、現物ゲンブツを送オクっても必要ヒツヨウな人ヒトに届トドけるのが大変タイヘンであること、物資ブッシ救援キュウエンはむしろ流通リュウツウ業界ギョウカイに任マカせたほうがよいと指摘シテキした。
76 インヴィジブル・カレッジの名メイ学長ガクチョウ 単著タンチョ 平成ヘイセイ7年ネン11月ガツ 『家イエの会カイ』第ダイ28号ゴウ(特別トクベツ号ゴウ)、22-27頁ペ。 鶴見ツルミ俊輔シュンスケをゆるいネットワークでつながる知的チテキ共同体キョウドウタイインヴィジブル・カレッジに組織ソシキ者シャに見立ミタてて、その業績ギョウセキを概観ガイカンした。
77 「レーニン主義のバランス・シート」 単著タンチョ 平成8年3月 『思想の科学』第8次37号(通巻534号)、16-17頁ペ。 マルクス主義シュギとは区別クベツされるものとしてのレーニン主義シュギについて述ノべた。
78 「経済学この10冊」 単著タンチョ 平成8年4月 『超・入門 経済学』(『経済セミナー』増刊、日本評論社、86-90頁ペ。 経済学ケイザイガクを学マナぶにあたって挑戦チョウセンしてみたい10冊サツの本ホンを取トり上アげ紹介ショウカイした。
79 「日本経済の行方」 単著タンチョ 平成8年5月 『思想の科学』第40号(第8次)(通巻536号)、40-46頁ペ。 バブル経済ケイザイがはじけたあとの維持イジ可能カノウな経済ケイザイのあり方カタについて、生イき方カタへの問トい直ナオしを含フクむものとして考察コウサツした。
80 「震災と社会・経済システム」 単著タンチョ 平成8年7月 『市大広報』第30号 阪神ハンシン大震災ダイシンサイについての社会シャカイ・経済ケイザイシステム学会ガッカイ関西カンサイ支部シブの取トり組クみを紹介ショウカイした。
81 「基礎の欠如が理論の衰退をもたらした/ケインズに想う」 単著タンチョ 平成8年9月 『季刊経済と社会』(発行:時潮社)、第6号、1996年夏季号。
ケインズ理論リロンの権威ケンイが失墜シッツイしているのは、その政策セイサクが現実ゲンジツにおいて大オオきな成果セイカを挙アげなくなったからだけではない。理論リロンの基礎キソを欠カいていることが現在ゲンザイの理論リロン状況ジョウキョウを生ウみ出ダしている。
82 「関西からの情報発信を」 単著タンチョ 平成ヘイセイ8年ネン1月ガツ 『経済ケイザイ人ジン』(関西カンサイ経済ケイザイ連合レンゴウ会カイ)通巻ツウカン580号ゴウ、71-75頁ペ。 平成ヘイセイ7年ネン10月ガツ16日ニチの関西カンサイ経済ケイザイ連合レンゴウ会カイ理事会リジカイにおける特別トクベツ講和コウワをまとめた。先端センタン産業サンギョウを育ソダてるにあたって、雑誌編集者など知識チシキの媒介者バイカイシャたちの重要性ジュウヨウセイを指摘シテキ、関西カンサイにそうした媒介者バイカイシャたちの厚アツい層ソウを作ツクり上アげる必要ヒツヨウについて論ロンじた。
83 「こころの健康維持」 単著タンチョ 平成8年12月 『保健管理センター年報』(大阪市立大学) 学生ガクセイ部長ブチョウとしての寄稿キコウ。恩師オンシの一人ヒトリがかつて「精神セイシン衛生エイセイ」という言葉コトバをよく使ツカっていたことを枕マクラに、体カラダの健康ケンコウとともに心ココロの健康ケンコウにも留意リュウイすべきことを論ロンじた。
84 「書評『経済学における正統と異端』」 単著タンチョ 平成8年12月 『専修大学社会科学研究所月報』第396号、1-36頁ペ。 『経済学における正統と異端』に対タイする書評ショヒョウ。主シュとして経済学ケイザイガクの方法ホウホウ的テキ観点カンテンから論ロンじた。これに対タイする反響が「経済学の諸潮流とその評価の観点について−−塩沢由典氏の批判に答えて」『専修大学社会科学研究所月報』第402号、3-51頁ペ(平成ヘイセイ8年ネン12月ガツ)にまとめられている。執筆者シッピツシャは、平井ヒライ俊顕・野口旭・川俣雅弘の3氏。
85 「学際的研究の条件は何か」 単著タンチョ 平成9年2月 『経済セミナー』第505号、6-9頁ペ。 学際ガクサイ的テキ研究ケンキュウが真シンに実ミノり多オオいものであるためには、対象タイショウの一致イッチか視点シテンの一致イッチかが要請ヨウセイされる。ここでは複雑系フクザツケイという視点シテンが科学カガクの諸ショ分野ブンヤに生ウまれてきた背景ハイケイを紹介ショウカイし、経済学ケイザイガクにとっての意義イギを述ノべた。
86 「討論の習慣」 単著タンチョ 平成9年7月 『国民文化』第452号、2-3頁ペ。 社会シャカイに関カンする真シンの討論トウロンの習慣シュウカンが欠カけていることを指摘シテキした。
87 「複雑系ブームの中の複雑な気持ち」 単著タンチョ 平成9年10月 『TASC Monthly』第264号 複雑系フクザツケイはブームになったが、いつもの習ナラいで、深フカい知識チシキも考カンガえもなく新アタラしい流行リュウコウに飛トびつく人ヒトたちが言葉コトバの表面ヒョウメンだけで理解リカイして複雑系フクザツケイを振フり回マワしている。このような傾向ケイコウには注意チュウイが必要ヒツヨウである。
88 「「複雑系」ブームの研究」 単著タンチョ 平成9年11月 『RIRI流通産業』第29巻第11号(通卷第277号)、35-38頁ペ。 「複雑系フクザツケイ」が流行リュウコウとなった経緯ケイイと背景ハイケイを批判的ヒハンテキに紹介ショウカイした。
89 「大震災ダイシンサイと社会シャカイ経済ケイザイシステム」 単著タンチョ 平成ヘイセイ9年ネン12月ガツ 『ノモス』(関西カンサイ大学ダイガク法学ホウガク研究所ケンキュウショ)第ダイ8号ゴウ、63-71頁ペ。 関西カンサイ大学ダイガク法学ホウガク研究会ケンキュウカイ第ダイ18回カイシンポジウム「阪神ハンシン・淡路アワジ大震災ダイシンサイの教訓キョウクン」(51-78頁ペ)での基調キチョウ報告ホウコクのひとつ。病院ビョウインや役所ヤクショなどにおける緊急時キンキュウジ対応タイオウ対策タイサクがさまざまな面メンで不十分フジュウブンであったことを指摘シテキ、この経験ケイケンを知識チシキ体系化タイケイカする必要ヒツヨウを指摘シテキした。他タの報告者ホウコクシャは、G.Horwich、鈴木スズキ正裕。司会は山川雄巳。
90 複雑系フクザツケイ経済学ケイザイガク 単タン著チョ 平成ヘイセイ10年ネン6月 AERA Mookttt『新シン 経済学ケイザイガクがわかる』特別トクベツ号ゴウ第ダイ38号ゴウ、50-51頁ペ。 新アタラしい経済学ケイザイガクの一イチ分野ブンヤとしての複雑系フクザツケイ経済学ケイザイガクを紹介ショウカイした。
91 「経済の起源と贈与」 単著タンチョ 平成10年6月 『大航海』No.22、37-42頁。 交換コウカンの前提ゼンテイとしての「贈与ゾウヨ」という観点カンテンから、先史センシ時代ジダイの経済ケイザイの成立セイリツについて憶測オクソクを加クワえた。
92 「スラッファの問題提起と経済学の行方」 単著タンチョ 1998年11月号 『経済セミナー』通巻526号、80-84頁 スラッファの問題モンダイ提起テイキがいまどのような意義イギを持モっているか、紹介ショウカイした。
93 「国家と市場に代替するもの」 単著タンチョ 平成10年2月 『大航海』No.20、40-43頁 この社会シャカイは、国家コッカによる再配分サイハイブン、市場シジョウによる交換コウカンだけでは支ササえることができない。NPOなど非ヒ利益リエキ団体ダンタイは社会シャカイの連帯レンタイという別ベツの原理ゲンリに基モトづいており、今後コンゴ、こうした側面ソクメンを育ソダてていく必要ヒツヨウがあると論ロンじた。
94 「ジョン・フォン・ノイマン」(スペシャル・インタヴュー) 単著タンチョ 平成11年2月 『グラクソ・ニューサイエンス』(日本グラクソ株式会社)、No.33、pp.4-7。 ノイマン特集トクシュウに際サイするインタビュー。特異トクイな学者ガクシャとしてのノイマンのいくつかのエピソードを紹介ショウカイした。
95 「テレビと地方文化」 単著タンチョ 平成11年7月 『国民文化』第467号、pp.2-3。 地方チホウ文化ブンカに中心性チュウシンセイを取トり戻モドすために必要ヒツヨウな装置ソウチとしてのテレビという媒体バイタイの意義イギを論ロンじた。
96 「20世紀セイキの名著メイチョ」 単著タンチョ 平成ヘイセイ11年ネン11月ガツ 『東京トウキョウ新聞シンブン』11月ガツ14日ニチ8面メン、11月ガツ21日ニチ8面メン、11月ガツ28日ニチ8面メン。 20世紀セイキを象徴ショウチョウする経済学ケイザイガクの名著メイチョとして�@ドラッカー『「経済ケイザイ人ジン」の終オわり』、�Aシュンペーター『経済ケイザイ発展ハッテンの理論リロン』、�Bジェイコブズ『都市トシの経済学ケイザイガク』を取トり上アげ、時代ジダイに対タイする意義イギを紹介ショウカイした。
97 連載「新世紀の経済を読みとく1〜4」 単著タンチョ 平成ヘイセイ12年ネン3月ガツ〜12月ガツ 『連合』第12巻第12号(通巻143号)、2000年3月号、.30-1頁ペ〜第13巻第9号(通巻152号)、2000年12月、26-7頁ペ。 3ヶ月ゲツごとの連載レンサイ4回カイ。情報ジョウホウ革命カクメイと仕事シゴトのあり方カタなどについて試論シロンを述ノべた。
98 「21世紀の企業像」 単著タンチョ 平成13年1月 『イグザミナ』2001年2月号(通巻161号)、pp.46-7。 20世紀セイキは大企業ダイキギョウの世紀セイキであった。しかし、その延長エンチョウ上ジョウに21世紀セイキの企業キギョウを考カンガえることはできない。情報ジョウホウ革命カクメイがもたらす取引トリヒキ費用ヒヨウの急激キュウゲキな低下テイカは組織ソシキを作ツクることの有利ユウリさを奪ウバいつつある。少人数ショウニンズウを雇用コヨウする個人コジン企業キギョウという形態ケイタイが増大ゾウダイしてこよう。
99 「理念と戦略性をもった大学経営の確立」 単著タンチョ 平成13年8月 市大広報』第45号、pp.7-8。 基本キホン計画ケイカク検討ケントウ委員会イインカイ委員イインの組織ソシキ運営ウンエイ部会ブカイ長チョウとして、大学ダイガクの構成コウセイ員インに新シンしい基本キホン計画ケイカクの方向性ホウコウセイを解説カイセツした。
100 「アフリカの子供はなぜ飢えているのか」 単著タンチョ 平成13年10月 はなかみ通信、その1(2001年秋)、pp.18-21。 中学チュウガク生セイを対象タイショウとする経済学ケイザイガクシリーズの第ダイ1回目カイメ。既存キゾンの経済ケイザイ学ガクへの導入ドウニュウではなく、経済ケイザイの諸ショ問題モンダイをどう考カンガえていったらいいかについて、読者ドクシャとともに考カンガえる。
101 「小特集への編集序言」 単著タンチョ 平成13年11月 『社会・経済システム』第20号、p.112。
『社会シャカイ・経済ケイザイシステム』編集長ヘンシュウチョウとして、小特集ショウトクシュウに対タイする解説カイセツ。
102 「数学スウガクとオカルトのあいだ」 単著タンチョ 平成ヘイセイ14年ネン4月ガツ 『数学スウガクのたのしみ』第ダイ30号ゴウ、36-42頁ペ。 ソーカル事件ジケンに代表ダイヒョウされるような数学スウガクのオカルトな利用リヨウがまま行オコナわれている。数理スウリ経済学ケイザイガクはそのような数学スウガクの搾取サクシュからは離ハナれていたが、数学スウガク化カできる問題モンダイだけが理論リロンであるという風潮フウチョウを作ツクりだしてしまった。多少タショウともオカルトな部分ブブンを含フクむ危険キケンをも犯オカしてでも、新アタラしい冒険ボウケンに乗ノり出ダす必要ヒツヨウがある。
(著書)        
(学術ジュツ論文)        
(博士ハカセ論文ロンブン)        
(その他ソノタ)        
(紀要論文・研究報告等)        
(解説カイセツ等ナド)        
(その他タの論文ロンブン等ナド)        
(実用ジツヨウ新案シンアン)        
(ソフトウェア開発カイハツ)