実験哲学カフェ>実験哲学カフェの印象

実験哲学カフェの印象

ここには、WEB上に公開されている「実験哲学カフェ」に参加した人の感想などを集めてみました。公開されていて、「実験哲学カフェ」に関する部分だけを抜粋してあります。その前後の記事等は、タイトルをクリックして元サイトで読んでください。実験哲学カフェの値
公式掲示板に投稿されているものは省かれています。(塩沢由典)

実験哲学カフェに関する新聞記事など

当世カンサイ人<遊ぶ>(4)「上方社交界」へようこそ──「対話」こそ究極の極楽
『日本経済新聞』2005.2.25
喫茶店のテーブルに着いたのは20代から50代までの男女6人。お互い面識はない。各自が飲み物を注文したところで司会の大学院生、久保明教(26)が口を開いた。「今日のお題はネットワークです。この言葉から思うことを自由に発言してください」
▼見知らぬ人ともすぐ打ち解ける──関西59%、関東54%
 1つのテーマを決め、くつろいで対話を楽しむ「哲学カフェ」。対等に話せるよう参加者はお互い素性を明かさない。この日も情報技術から芸能界の話まで、参加者の当意即妙で話題は大きく広がった。
 「年齢や職業が異なる人が語り合うだけで刺激になる」と久保。初対面でも打ち解けるのは関西人ならではだ。
 哲学カフェは大阪市北区で随時開かれる座談会「扇町Talkin’About」の1つ。ネットで開催予定を告知、誰でも参加できる。音楽、ビジネス、恋愛など多彩なテーマで既に600回以上開かれた。「集まった人が言葉の即興演奏をする。こんなスリリングな遊びはない」と発起人の山納洋(34)。



実験哲学カフェ参加者の感想

とある催しに行ってみた
アイコさんの日記> 2004年8月27日
 こういう催しに、大学の友達に誘われて、初めて、南森町(関西在住の方にはFM802でおなじみの)に行きました。南森町の辺りもカフェや古着屋さんがちらほらあって、けっこういい雰囲気になってきているんですね。知らなかったです。今は、超初期の南船場といった印象を受けました。私の友人も、近々南森町に「篆刻(テンコク)」を習いに行くらしいのですが、これから注目の場所でしょうか?というか既に注目の場所ですか?しかし、関西を離れることが決まった途端、精力的に活動していますね、私。
 今日は、実験哲学カフェ 〜日本で哲学カフェは成立するか? というのに参加させていただきました。「哲学」と冠ついていますが、今回のテーマは10代しゃべり場と同じレベルでした。とはいえ、「10代しゃべり場」のテーマは永遠に答えの出ないものなので、逆に「○○の本を読んできて勉強会」などと言われた方が、議論はしやすいです。今日は人数が多いせいもあり脱線しまくりで、私は初めて来たくせに途中退出してしまいました。メンバーは、年齢・性別・職業問わずで、「来るもの拒まず。去るもの追わず」のスタンスのようで、試みは本当に面白いと思います。私は、大学卒業後も、勉強はしていきたいし(習い事したいのと同じ感覚)、色んな話を聞きたいので、結婚後住む場所にも同じようなものがあったらいいな、なんて思いました。 でも、10代しゃべり場は、一人だけ入る大人の度量によって、話がうまく流れるのと同じで、ああいう議論は、テーマ設定もさることながら、司会者の腕もかなり問われますね。私には、無理だなぁ。
 帰宅して、彼氏と文学話や日本語表現についてなぜか議論。今日、私、外ではほとんど言葉発してこなかったのに、なぜ、彼氏とこんな議論を・・・。彼氏も仕事ハードなのに、なぜこんな議論にのってくるのよ!私も彼氏も絶対意見を曲げないので、かなり険悪ムードになってしまいました。・・・というわけで、更新遅くなりました。

塩沢>>「10第しゃべり場」とは、なかなか厳しい評価ですね。

哲学カフェVol.78「怠惰の意味〜やりたいことをやってますか?」
ウクレレ前田さんのHPより 2004年6月18日
決められたテーマについて参加者自身が語り合うトークサロン企画「扇町Talkin'About」の一つ。前からどんなものか気になっていて、今回が初体験となった。丹原友理の司会で、ある命題に対して自分はどう思うかをひとりずつ話していく。さまざまな職業の方が10人ほどがテーブルを囲んで輪になって展開された。命題になったのは、キリストとその信者についての逸話で、勤勉と怠惰についてテーマが提示される。と言っても、なぜネタがキリスト?と疑問に思っていたのは私だけではなかったらしく、テーマの採り上げ方についても次々と違う意見が出されていく。時間を忘れるほど痛快だ。一見、”怠惰な姿勢”(笑)で望んでいる参加者が、本質をつくようなわかりやすい議題を提案するのがおもしろい。
塩沢>>このテーマ、掲示板で継続討論中です。


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